「転職サイトって何ができるの?」、「良い求人を見つける方法は?」
転職サイトは、簡単に求人情報を収集することができる便利なサービスです。
一方で、うまく使いこなすのが難しく、適当に見つけた求人に応募し、失敗してしまう人も少なくありません。
本記事では、実際に様々な転職サイトを利用してきた僕自身の経験に基づき、以下について解説します。
- 転職サイトとは
- 良い求人を見つけるポイント
- おすすめの転職サイト
おすすめの転職サイトを早く知りたいという人は、以下をご覧ください。
失敗しない転職サイトの使い方
転職サイトで失敗する原因のほとんどは、以下のいずれかのパターンです。
- 検索条件が定まらず、良い求人が見つけられない
- 会社の良し悪しがわからないまま応募してしまう
- 毎日送られてくる求人情報に疲れてしまう
逆にいえば、これらの原因を一つ一つ潰していけば、うまくいくということ。
以降で詳しく解説します。
転職サイトとは
転職サイトの役割
似たサービスに「転職エージェント」があります。
転職エージェントでは、一人ひとりに担当者が付き、求人の選定や職務経歴書の作成・面接対策までトータルでサポートしてくれます。
求人サイトと比べ、どちらの方が良いと一概には言えません。
ただ、以下に使い分けていただくとよいかと思います。
- 転職サイト → 自分主導でマイペースに進めたい人
- 転職エージェント → アドバイスやサポートを受けたい人
より詳細な違いについては、以下の記事で解説しているので参考にしてください。
転職サイトの機能
転職サイトの機能は主に2つです。
- 求人検索機能
- スカウト/オファー機能
求人検索機能
希望条件を入力し、求人情報を検索する機能。
希望条件の代表的な項目例は、以下になります。
- 職種/業種
- 勤務地
- 年収
- 雇用形態
- その他条件(年間休日120日以上、週休2日、未経験可、福利厚生 等)
これら検索条件を入力することで、該当する求人が抽出され、応募することができます。
スカウト/オファー機能
自分の経歴やスキルを登録しておくことで、スカウトやオファーを受けることができる機能です。
このような機能を活用するメリットは以下です。
スカウト/オファー機能のメリット
- 書類選考スキップなど選考が有利になることがある
- 非公開求人を紹介してもらえる
- 自分で求人を検索する手間が省ける
なおスカウトの連絡は、①企業から直接来るパターン、②転職エージェントから来るパターンの2パターンがあります。
大きな差はありませんが、直接連絡が来る方がより企業の本気度が高い可能性があります。
選考が有利に進む可能性も低いので、相当条件が気に入らない限り無視でよいかと思います。(※自動送信かどうかは、文面から簡単に見分けられます)
転職サイトで良い求人を見つけるポイント
それではどのような使い方をすれば、自分に合った求人を見つけることができるのでしょうか?
具体的なポイントは、以下3点です。
- 転職活動の方針を決める
- 検索条件の明確化
- 企業の評価を裏取りする
転職活動の方針を決める
転職活動と言っても、人によって取り組み方針は異なります。
- 転職の本気度(必ず転職したい/良いところが見つかったら)
- 転職の目的(現職の不満解決/キャリアアップ)
- 転職の時期(今すぐ/3ヶ月後/1年後)
これらは、このあと説明する検索条件の前提となります。
検索条件の明確化
優先順位付け
転職活動の方針が定まったら、次は具体的な検索条件に落とし込んでいきます。
もう一度、検索条件の項目をおさらいしておきましょう。
- 職種/業種
- 勤務地
- 年収
- 雇用形態
- その他条件(年間休日120日以上、週休2日、未経験可、福利厚生 等)
これらの中で、あなたが最も譲れない項目はどれでしょうか?
あなたが転職を決断したのには、元々理由があったはずです。
「やりたい業務内容と違う」、「休みが少なすぎる」、などなど。
検索条件の調整
希望する条件はどれも良い方がいいに決まっています。
「年収1000万円以上で、年間休日は120日以上、勤務地は東京都23区・・・」、まずは試しに自分の希望する条件をそのまま入力してみてください。
そうすると、条件と合致する求人が全然ヒットしないことに気がつくでしょう。
検索条件は、徐々にゆるめていけばOKです。
例えば家庭の事情で職場は東京23区でないと厳しいということであれば、勤務地を必須項目(Must)としつつ、他の項目(Better)の基準を下げましょう。
そして十分な数の求人がヒットしたら、それが現実的なラインということ。
企業の評価を裏取りする
いいえ。実際に応募する前に、本当に希望に合った企業か、実態を調査しましょう。
例えば、求人情報には年収の記載があります。
記載内容をそのまま信じず、「何歳でその額がもらえるのか」、「一部の出世した人だけがもらえる金額ではないか」など、実態を把握しておく必要があるのです。
例えば転職会議は、在籍社員または元社員が自分の会社を評価するサービスです。
僕自身、過去に在籍した2社のレポートを確認しましたが、概ね実態通りの内容が書かれていました。
複数のレポートを読めば、大体の実態は把握できるかと思います。
おすすめの転職サイト
転職サイトの選び方
ここまでで、転職サイトの使い方はある程度わかってきたかと思います。
ただ、どの転職サイトに登録すればいいのか、迷うと思います。
最も効率的かつ失敗が少ない方法は以下です。
まずはこれだけでOK。
求人の漏れを防ぐために2社登録するのが有効ですが、逆に3社以上になると情報量が増えすぎて挫折します。
おすすめ転職サイト3選
大手の転職サイトといっても複数あるため、扱っている求人数や実績から間違いのない3社を選んでおきました。
この中から自分に合った2社を選べばOK。どのサービスも登録無料なので、ご安心ください。
リクナビNEXT
公式サイト:リクナビNEXT会員登録
オススメ度:★★★★★
業界最大手であり、他社以上に求人数が多いのが特徴。オファー機能があり、企業や転職エージェントから直接求人紹介を受けることも可能です。
求人を漏れなくカバーする意味で、迷ったらとりあえず登録しておくのがおすすめです。
マイナビ転職
公式サイト:https://tenshoku.mynavi.jp/
オススメ度:★★★★☆
全体的な求人数の多さに加え、20代〜30代前半の若手採用の求人が特に多いのが特徴。
スカウトサービスでは、メッセージを受け取った人だけの高年収保証や選考フローの短縮等の特典があります。
ビズリーチ
公式サイト:https://www.bizreach.jp/
オススメ度:★★★★☆
ハイクラス求人を多く揃えている転職サイト。
経歴を登録しておくことで企業側からスカウトメールが届くため、自分の市場価値を把握する意味でもおすすめです。
まとめ:転職サイトの使い方は重要
本記事では、転職サイトの特徴やうまく使うためのポイントやおすすめの転職サイトを紹介しました。
今の時代、このようなサービスの活用は不可欠といえます。
ただし、情報の海に溺れて目的の求人にたどり着けないのでは本末転倒です。
適度に情報を絞りつつ、無理のない範囲で一歩ずつ転職活動を進めていきましょう。
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