「大手転職エージェントの違いが分からない」、「どれを選べばいいんだろう…」
大手の転職エージェントといえば、リクルート、マイナビ、dodaの3社。
僕も27歳の時に転職しましたが、これらのサービスは全て登録していました。
ただ、どのサービスが良いか聞かれると答えるのが難しいもの。。
クラウドワークスを用いて100名の転職者に感想を聞いたところ、興味深い結果が得られました。
本記事では、以下について解説します。
また以下の記事で、大手転職エージェントの1万件の口コミを分析したので、あわせてご覧ください。
参考:【1万件の口コミを分析】AIが導いたNo.1転職エージェント
リクルート、マイナビ、dodaの比較結果
3社の比較を行うため、独自アンケートを実施しました。
アンケート概要
- 回答者:転職エージェント利用者100名(20代〜50代の男女)
- アンケート媒体:クラウドワークス
- アンケート項目:
- リクルート、doda、マイナビの満足度
- リクルート、doda、マイナビの良い点、悪い点
- 利用した転職エージェントサービス
- 転職エージェントを利用して良かったか
- 転職活動をしたタイミング(退職前・後)
それではアンケート結果について解説します。
リクルート、マイナビ、dodaの満足度
各サービスの利用者満足度(5段階評価)は、以下の通りでした。
僅差でしたが、第1位はリクルートエージェントとなりました。
迷ったら、とりあえずリクルートエージェントを選んでおけば間違いないでしょう。
リクルートエージェント
無料登録(公式サイト)はこちら
リクルート、マイナビ、dodaの良い点、悪い点
実際の利用者が感じた各サービスの良い点、悪い点は以下でした。
利用者の主なアンケート回答
良い点 | ・他と比べて求人が多い ・応募書類の添削が丁寧 |
・求人の幅が広い (大手、中小 等) ・面談での対応が丁寧 |
・希望に合った求人紹介 ・親身な相談対応 |
悪い点 | ・担当者が上から目線 ・連絡が遅い |
・多くの求人に 応募させられる ・連絡が多い |
・他と比べて求人が少ない (30代以上・ハイキャリア) ・担当者変更時に説明がない |
もちろん、当たった担当者によって印象は変わると思います。
ただ全体的な傾向としては、上記のような意見が多く見られました。
各サービスの生の意見をいくつかご紹介します。
リクルートエージェントへの意見
- 【良い意見】
「他にはないような求人が多くて視野が広がった(20代男性)」
「サポート体制がしっかりしていて、書類等の添削にアドバイスもしっかりいただけた。(30代男性)」
- 【悪い意見】
「こちらの質問に対してのレスポンスが若干遅いかなと感じました。(30代女性)」
「担当者の対応が上から目線で悪くて、気分が良くなかった。(30代男性)」
dodaへの意見
- 【良い意見】
「面談の上、自身の希望に近く幅広く求人を紹介してくれた。(20代女性)」
「大手企業だけではなく、中小、零細企業の求人案件を多く取り扱っていたため、自分みたいなキャリアの少ない自分にはありがたかったです。(30代男性)」
- 【悪い意見】
「求人メールの量が非常に多い。関連性の低い求人が様々な名前の担当者さんから送られてくる。(20代女性)」
「条件に合わない案件のスカウトが多く、何が何でも応募させようとする。(40代女性)」
マイナビエージェントへの意見
- 【良い意見】
「サポートに熱意があって丁寧でした。話もしっかりと聞いてくれた上で提案もしてくれて、他のエージェントさん達よりも心強かったです。(30代男性)」
「女性担当者できめ細やかだった!(30代男性)」
- 【悪い意見】
「30代以上やハイキャリア向けは求人件数が少なく選択肢が限られてしまいました。(30代男性)」
「途中で担当が変わったけど詳しい説明がなかった。(20代女性)」
利用した転職エージェントサービス
大手転職エージェント3社のうち、どのサービスを使う人が多いのでしょうか?
アンケート結果が以下になります。
(※複数のサービスを併用した人もいるため、比率を示しています)
アンケート:利用した転職エージェントサービスは?
リクルートエージェント→doda→マイナビエージェントの順に、利用者が多いことが分かりました。
第1位のリクルートエージェントに関しては、39.4%と非常に多くの人が利用しています。
転職エージェントを利用して良かったか
転職活動を行う上で、転職エージェントの利用は必須ではありません。
そこで、「転職エージェントを利用して良かったか」アンケートを取ってみました。
アンケート:転職エージェントを利用して良かったか?
「利用して良かった」もしくは「どちらかといえば利用して良かった」と答えた人は、合わせて全体の90%に上りました。
転職活動をしたタイミング
転職活動を行うタイミングは2つあります。
- 現職で働きながら
- 現職を辞めてから
実際どちらのパターンを選ぶ人が多いのでしょうか?
アンケート結果が以下になります。
アンケート:転職活動をしたタイミングは?
「働きながら」が73%と大半を占めています。
辞めてから転職活動をすると、失敗した際のリスクが格段に上がります。
そのため、念のため働きながら、慎重に活動する人が多いようです。
リクルート、マイナビ、dodaの併用はアリ?
理由は以下です。
- 担当者には当たり外れがある
- 複数使うことで比較できる
- サービスごとに保有求人が異なる
複数登録しておくことで、その中から自分に合ったサービスを選ぶことができます。
最終的に1社に絞ってもいいので、少なくとも初めのうちは複数のサービスに登録しておきましょう。
2社登録がベスト
複数のサービスを利用した方がよいと言いましたが、多ければよいわけではありません。
登録サービスが増えると、それだけエージェントからの連絡も増えます。
膨大な量の求人紹介メールに疲れ、最終的にはメールを開かなくなってしまう人も少なくありません。
転職エージェント利用時のポイント
転職エージェントを使うのにはコツがあります。
それは「すぐに、わがままに、リスク低く」活用することです。
「すぐに」登録する
転職することを決めたら、その瞬間に転職エージェントに登録しましょう。
すぐに登録することで、以下のメリットが得られます。
- ライバルより先に優良求人と出会える
- 情報収集に時間をかけられる
- 転職に有利な若いうちに活動が始められる
新卒とは違い、転職の求人はいつ出るか分かりません。
優良求人は「早い者勝ち」なので、まだ転職エージェントに登録していない人は、この場ですぐに登録しておきましょう。
転職エージェント 満足度ランキング
-
1位:リクルートエージェント
-
2位:doda
-
3位:マイナビエージェント
※マイナビのプロモーションを含みます。
希望は「わがままに」伝える
転職エージェントで失敗する人には、共通点があります。
それは、「担当者に遠慮してしまう点」です。
- 希望条件を妥協して伝えてしまう
- 興味がない企業を受けてしまう
- 内定を断れない
このように自分の意思を伝えられない人は、うまくいきません。
自分の人生を決める大きな決断なので、多少わがままでも自分の意思はしっかりと伝えましょう。
参考:【簡単】転職エージェントの賢い使い方【結論:自分本位でOK】
「リスク低く」活動を進める
転職活動は、うまくいくとは限りません。
失敗のリスクを下げるためにも、以下のポイントを押さえましょう。
- 転職エージェントは2社登録
→外れ担当者を引くリスクを回避 - 在職中に転職先を決める
→無職になるリスクを回避 - 転職先企業の社員の口コミを確認
→ブラック企業のリスクを回避
3点目の転職先企業の口コミについては、転職会議などの口コミサイトを活用するのが有効です。
実際に働いている社員の生の声が公開されているので、必ず目を通しましょう。
まとめ:リクルート、マイナビ、dodaは比較して選ぶ
本記事では、大手転職エージェント3社の比較結果や、転職活動を進める際のポイントについて解説しました。
転職エージェント 満足度ランキング
-
1位:リクルートエージェント
-
2位:doda
-
3位:マイナビエージェント
※マイナビのプロモーションを含みます。
本記事の比較結果を参考にして自分に合ったサービスを選び、転職活動を有利に進めましょう。
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