「今の仕事にも疲れてきた」、「コンサルのセカンドキャリアってどんな感じ?」
今ではコンサルは人気の職種となっており、ニーズの増加にあわせてコンサルに転職する人も急増しています。
残業時間が多いことや、高い成果を求められるなどハードな面もあり、平均の勤続年数は約5年と言われている仕事です。
本記事では、日々ハードに働いているコンサルの辞めどきについて解説します。
辞めた後の具体的な選択肢についても解説します。
コンサルの辞めどきは?
コンサルの辞めどきは、大きく以下の3つに分けられます。
- 昇進後もしくは昇進が見込めないとき
- 成長できないと感じたとき
- 体調が悪化したとき
①昇進後もしくは昇進が見込めないとき
コンサルの一般的な役職は以下の4つとなっています。
- アナリスト(年収500~800万円)
新人が初めに就く役職、情報収集や分析が中心 - コンサルタント(年収900~1200万円)
プロジェクトの実作業をリード - マネージャー(年収1300~2000万円)
プロジェクトのリーダーとしてマネジメントを行う - パートナー(年収2000万円~)
顧客獲得やプロジェクトの受注を担う
1つ役職が上がるごとに、年収が大きく上がるのが特徴です。
もちろん、それでもOKです。
ただ多くの場合、転職することで更に年収をアップすることができます。
昇進できない人は転職すべき
逆にずっと昇進できていない人も辞めどきと言えます。
そのような場合、いくら働いても評価されず、行き詰まってしまいます。
②成長できないと感じたとき
働いていて成長を実感できない人も辞めどきの可能性があります。
そのため、成長できる環境に身をおくことは非常に重要です。
具体的には、「同じような仕事ばかりしている」「頭を使わなくても仕事が回っている」という人は、成長でしづらい環境にいると判断できます。
もちろん同じ職場で状況を変えるのもアリです。
ただ、なかなか状況が改善しないようであれば転職してしまう方が早いかもしれません。
③体調が悪化したとき
仕事が原因で体調の悪化したと感じたら辞めどきです。
体調が悪化するまで、無理に働き続ける必要はありません。
コンサルはハードワークになりがちなので、体調を崩す人も少なくありません。
限界を迎える前に早めに行動して、自分の身を守りましょう。
コンサルを辞めた後のキャリア
コンサルを辞める際は、その後のキャリアについても考えておく必要があります。
以下の2つが主な選択肢になります。
- 別のコンサル会社に転職
- 事業会社に転職
それぞれの特徴やメリット・デメリットを解説します。
別のコンサル会社に転職
最も多いのは、別のコンサル会社への転職です。
業務内容が大きく変わらないため、戸惑うことなくスムーズに仕事に取り組めます。
コンサルとしてのスキルをそのまま活用できるだけでなく、周囲のメンバーや顧客との相性によっては、パフォーマンスの向上も期待できるため有力な選択肢と言えます。
また転職を機にコンサルタントだった人が、マネージャー職として採用されるなど、役職と年収をアップできるケースも少なくありません。
コンサルの仕事が嫌いでないことが大前提ですが、まずは別のコンサル会社への転職を検討してみましょう。
コンサル転職ならアクシスコンサルティング一択
コンサル会社への転職を目指すのであれば、アクシスコンサルティングの利用をおすすめします。
コンサル特化の転職エージェントの中で最大手のサービスであり、コンサルの求人数が圧倒的に多いです。
大手のコンサル会社と強いパイプがあるため、キャリアアップ&年収アップの可能性が高まります。
事業会社に転職
もう1つの選択肢は、事業会社への転職です。
逆にコンサル会社は、自分達では商品は持たずに事業会社のサポートを行う点が大きな違いです。
コンサル経験を活かして活躍
事業会社に転職した場合、コンサル経験があれば他の社員との差別化が図れます。
事業会社の人は、商品やサービスを作って売るプロフェッショナルではありますが、コンサルのように広い視野で課題解決をできる人は多くはありません。
実際、事業会社の多くはお金を払って外部のコンサルを雇っている状況です。
なのでコンサルのスキル・経験を持って転職することで、貴重な人材として活躍できる可能性があります。
コンサルの辞めどきに関するよくある質問
コンサルの仕事を辞めて転職するのは大きな決断であり、誰しも不安を抱えるものです。
そこでよくある質問にまとめて回答します。
コンサルに慣れるのにはどれくらいかかる?
コンサルに転職したばかりなものの、うまくいかずに再度の転職を考えている人もいるかと思います。
特にコンサル未経験で転職した人の場合、意思決定のスピードや論理思考力が求められることから、慣れるまでにどうしても時間がかかります。
3ヶ月〜半年というのもあくまでも目安なので、長くて1年ほどかかると思っておくのが良いでしょう。
3ヶ月や半年で辞めても大丈夫?
仕事に慣れるまでに3ヶ月〜半年ほどかかるとは言いましたが、あまりにも耐え難いことがあれば転職を検討しましょう。
また半年ほど働いてみて「やりがいがない」、「実力主義がプレッシャー」といった後ろ向きな気持ちになっている場合も、転職を視野に入れて良いかもしれません。
在籍1年未満で退職すると、短期離職としてマイナスに働くケースも少なからずあります。
ただし、働けなくなるほど自分を追い込む必要はありませんし、退職理由が明確になっていれば過剰なマイナス点にもなりません。
眠れない日々が続いている場合は辞めるべき?
寝付きが悪い、途中で起きてしまうなど十分な睡眠が取れていない場合は、退職を検討すべきと言えます。
メンタル的にダメージを負っていることが原因であった場合、回復に年単位の時間を要してしまう可能性があります。
また、眠れないことで日々のパフォーマンスも低下するため、実力主義のコンサルでは悪循環に陥ってしまいます。
働き続けても良いことはないので、転職も視野に入れてを検討しましょう。
まとめ:コンサルは辞めどきも重要
本記事では、コンサルを辞めどきや退職後の選択肢について解説してきました。
コンサルの辞めどき
- 昇進後もしくは昇進が見込めないとき
- 成長できないと感じたとき
- 体調が悪化したとき
コンサルとして働くことで、様々なスキルや一定程度の高収入が得られます。
ただ日々マイナスな気持ちを抱えながら働いていては、楽しい人生は歩めません。
自分の今の働き方を振り返りつつ、より良いキャリアを目指して行動を起こしましょう。
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