「テレワークだと集中できない」、「休憩ばかりしてしまう…」
自宅だとついつい気が緩み、サボってしまうという人は少なくありません。
以下は「テレワーク中にサボったことがあるか」というテーマのアンケート結果です。
実に4分の3の人がサボった経験があると答えています。
多少の休憩ならまだしも、毎日長時間サボってしまう人は、実はリスクと隣り合わせの状態です。
本記事の内容を実践し、ついついサボってしまう習慣から抜け出しましょう。
そうすることで、今までよりも確実に人生が充実します。
テレワークでサボってしまう人のリスク
仕事をサボるのには、多くのリスクがあります。
「背徳感がたまらない」なんて人もいるかもしれませんが、あまりおすすめしません。
またバレていない間も、知らないうちに色々と損をしているのです。
詳しく解説します。
①サボってるのはバレる?
このように思っていないでしょうか?
バレる原因としては、以下が挙げられます。
- PC管理システムによる検知
- アクセスログ
- チャットツールのオンライン表示
- メールや電話など、連絡への反応の悪さ
- PCのカメラや画面共有時の写り込み
特に防ぎようがないのが、PC管理システムやアクセスログなどの監視ツールによる発覚です。
「どれくらいの頻度で画面操作を行なったか」、「どのようなサイトにアクセスしたか」など、実は会社のPCでは様々なデータが収集されています。
少しでも目をつけられると、このようなデータを通じてテレワーク中の勤務実態を調べられてしまいます。
ここで、実際に「テレワークでサボっているのがバレた」という人の声を集めてみました。
「テレワーク舐め腐りすぎて寝坊して業務開始報告できなくて普通に寝坊したのバレた」
「テレワークで仕事ないからって昼寝してたら本社から電話きてめっちゃ焦った!!笑ってたから寝起きの声してたんだろうなー昼寝してたのバレたな」
「テレワーク勤務態度が怪しい社員が会社のPCにキーロガーを仕込まれ、特定のキーを連打しているのが判りネトゲをしていたのが会社にバレたという話を同僚から聞いた」
「テレワーク中に居眠りしてるのバレた 明日会社行きたくない」
休憩中も定期的にパソコンを操作するなど、対策は可能です。
ただ、検知する側の技術も日々進化しています。
そのような対策に頭を悩ませるくらいなら、いっそのこと働いてしまった方がむしろ楽ではないでしょうか。
②バレたらどうなる?
もしもサボっていることが会社にバレたら、どうなるのでしょうか?
サボりの程度や悪質性にもよりますが、以下のような処分が下る可能性があります。
- 口頭での注意
- サボり時間に対する給与の払い戻し
- 職務専念義務違反(※)による懲戒処分
※:就業時間中に使用者の指揮命令に従い、職務に専念する義務
多くの場合は注意で済むでしょうが、周りへの見せしめで厳しい処分となる可能性もあります。
また処分内容はさておき、周りからの信頼を失い、その後働きづらくなるのは間違いありません。
③バレなくても損する話
サボることのリスクは、バレることだけではありません。
損する具体例としては、以下が挙げられます。
- サボり癖がついて頑張れない人になってしまう
- 仕事で成果が出せず、信頼を失う
- 成長しないまま歳を取る
仕事をサボると、その瞬間はラクができます。
想像してみてください。
「仕事の能力も付かないまま50代になり、周りからも全く信頼されない。かと言っていまさら頑張る気にもなれない。」
長い目でみれば、仕事をコツコツと続けることこそ、最もコスパが良く、ラクな方法です。
このあと解説する対策を実行し、早いうちにサボり癖から脱出しましょう。
テレワークでサボってしまう原因と3つの改善策
サボってしまう原因としては、以下が挙げられます。
- 仕事に集中できる環境にない
- 仕事にやりがいがない
- 仕事に対する責任感がない
①仕事に集中できない
テレワークの悩みトップ3に入るのが、「仕事に集中できないこと」です。
自宅で集中できない理由としては、以下が挙げられます。
意外かもしれませんが、実は無音の環境も逆に集中できないと言われています。
それぞれに対する、おすすめの解決策は以下になります。
- 緊張感がない
→カフェで働く/作業の締め切りを決める - 気が散る誘惑が多い
→部屋に趣味の物を置かない - 無音の環境
→音楽を流す/窓を開ける
どれもすぐに試せるので、ぜひチャレンジしてみてください。
より具体的な内容は、以下の記事で解説しています。
②仕事にやりがいがない
「仕事にやりがいを感じていない人」は、サボりがちになる傾向があります。
上司に監視されている環境なら、嫌でも働くことになります。ただテレワークはそうではありません。
働くモチベーションがないため、「できるだけ働かずにラクして給料をもらおう」という考えになります。
やりがいがある仕事とは?
仕事にやりがいは、必須ではありません。
ただ働く上での活力となり、人生を豊かにする可能性があります。
やりがいは、大きく以下の5つに分類されます。
- 人や社会の役に立つ
- 目標の達成
- 成果に対する評価
- 自己成長の実感
- 業務内容への関心
仕事のやる気が出るよう、改めて自分にとっての「やりがい」について考えてみるのもいいでしょう。
具体的なやりがいの見つけ方については、以下の記事を参考にしてください。
③仕事に対する責任感がない
「仕事をサボる」という行為は、必ず誰かに迷惑をかけます。
あなたの分まで他の人が働くことになるかもしれないですし、会社の売り上げが落ちるかもしれません。
頭では分かっていても、仕事への責任感が薄いと、なかなか改善する気にもなれません。
他人事から自分事へと意識を変えることは、容易ではありません。
毎日少しずつ行動を変化させ、成功体験を積んでいくのが最も近道となります。
仕事を自分事化するきっかけとなる、具体的な行動例を以下に示します。
- 仕事の背景や取り組み意義を理解するよう努める
- 課題解決に積極的に取り組む
- 1日1回チームのためになる行動をする
仕事が自分事になると、サボろうという考えも消えます。
参考:仕事を他人事に捉える人が損する理由【結論:トラブルが増えます】
サボってしまう=あなたの天職でない
色々トライしても、どうしてもサボることをやめられない人もいます。
「日常的なサボり」が成立するのには、3つの条件があります。
サボっても業務が回ってしまうのは、すなわち「社員一人ひとりの必要性が低い」ということになります。
またサボっても大きく評価が下がらないのであれば、それは「社員に対して適切な評価が行われていない」ということです。
短期的に見ればそうですが、長期的には大きなリスクを抱えることになります。
変化が激しい今のご時世、会社が倒産・縮小し、リストラを余儀なくされることも少なくありません。
そんな時、サボり続けた人は、真っ先にリストラ候補に入れられます。
このような事態にならないよう、取れる対策は2つだけです。
- サボるのをやめて本気で仕事に取り組む
- より良い環境に転職する
僕自身もそうでしたが、初めての転職はハードルが高く感じるものです。ただ実際に経験してみると、案外そうでもありません。
自分の将来のキャリアを考え、転職も選択肢の一つにしておくことをおすすめします。
参考:【完全ガイド】転職活動の流れと受かるためのポイント【実績あり】
まとめ:テレワークでサボってしまうのは終わりにしよう
本記事では、テレワークでサボってしまう人のリスクや原因、具体的な改善策について解説しました。
本記事のまとめ
- テレワークでのサボりはバレる
- 原因を踏まえた改善策を実施する
- サボってしまう=あなたの天職でない可能性
適度にサボって休むのも悪くはありませんが、長い社会人生活を充実させられるよう、ぜひ一つでも改善策に取り組んでみてください。
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