「いつも怒られてばかり」、「周りと比べて仕事ができない…」
人生、仕事がすべてではありません。ただ、仕事がかなりの割合を占めているのもまた事実。
コンプレックスや劣等感を感じながら過ごすのは、辛いものです。
「仕事がうまくいかない状況」から抜け出す第一歩は、「根本原因を理解すること」です。
ただ、原因を理解してから成長スピードがグッと上がりました。
本記事では、会社の採用・教育活動にも携わっている僕から、以下について解説します。
本記事を通じて、辛い状況から抜け出す第一歩を踏み出しましょう。
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仕事ができない人の10の特徴
仕事の悩みがある人の割合
そもそも、どれくらいの人が仕事について悩んでいるのでしょうか?
上記は国の統計調査(令和元年 国民生活基礎調査)になりますが、社会人が抱えている悩みの実に1/3が仕事に関わるものであることがわかります。
(※グラフを触ると詳細が表示されます)
また2位の「収入・家計・借金等」も仕事の収入に関する内容であるため、それも含めると約半数が仕事関係で悩んでいることになりますね。
仕事ができない人の特徴
「仕事ができない」といっても様々なパターンがあります。
ここで、仕事ができないと言われてしまう人の特徴を10個ご紹介します。
① 物事の理解度が低い
② 成果物の品質が低い
③ 期限を守れない
④ 作業の漏れが多い
⑤ 報連相ができていない
⑥ ルールを守れない
⑦ 単純ミスが多い
⑧ 同じことを何度も質問する
⑨ 主体性・積極性がない
⑩ 責任感がない
また、これらの裏には根本原因が潜んでいます。
以降では、それぞれの原因と対策について、詳しく解説します。
仕事ができない原因と対策
原因対策マップ
仕事ができない人には、いくつかの共通的な原因がみられます。
仕事ができない人の特徴と原因、その対策を以下の「原因対策マップ」にまとめました。
原因対策マップ
本マップからもわかるように、仕事ができない背景には、5つの根本原因が潜んでいます。
それぞれ具体的に解説します。
原因①:能力の不足
能力不足から、思うような成果が出せないという人もいるかと思います。
これは若手社員であれば、しょうがないことです。
また年齢を重ねていても新たな分野に挑戦する際は、誰もが「ゼロからのスタート」になるもの。
ただ、そのような場面でも、以下のような対応を心がけることで、早期に状況を改善することができるのです。
基礎能力の強化
分野に関わらず、仕事を進める上で求められる「基礎能力」が存在します。
中でも以下の3つが重要です。
- 仕事のスピード
- 仕事を覚える力
- 質問力
あなたの周りに、どんな仕事でもうまくこなす人がいないでしょうか?
そのような人は、大抵上記3つの能力に長けています。
以下の記事でそれぞれの能力の高め方を解説しているので、参考にしてみてください。
参考:「仕事についていけない…」辞めるのはアリ?【判断軸は1つだけ】
周囲の人を頼る
確かに1週間努力した程度では、目に見える成果は出ません。
なので自分の能力不足をカバーする、他の手段も並行して考えておく必要があります。
世の中には、「与えられた仕事は自分でやり遂げないと…」と思い込んでいる人がいますが、それは間違いです。
例えば僕の場合、「資料の案を作ってみたので、コメントや修正をお願いできますでしょうか?」といった感じで、バンバン周りにサポートお願いしています。
自分なりに一通りチャレンジしてから依頼することで、周りのメンバーも快く受け入れてくれるものです。
原因②:計画性の不足
毎回期限に間に合わず、迷惑をかけてしまうという人もいるかと思います。
そのような人は作業スピードよりも、計画性が不足している可能性があります。
具体的な改善策として、以下を意識してみてください。
- 早めに着手し、作業の全体像を把握する
- 作業をリスト化(TODO化)し、1つずつ完了させる
- 間に合わない可能性が出てきたら、すぐ周りに共有
計画性がない人は、期限が迫ってから作業に着手します。
なので、①作業の全体像把握、②作業のリスト化、を習慣にすることで改善が見込めます。
また被害を最小限にするため、遅れる可能性が出てきたら、すぐに状況共有することもポイントです。
より詳しい内容については、以下の記事で解説しています。
原因③:協調性の不足
基本的に仕事は、他の人と協力しながら進めます。
なので、報連相(報告・連絡・相談)等のコミュニケーションがうまく行えていないと、どうしても周囲からの評価が下がってしまいます。
そういう人は、意識的にコミュニケーションの頻度を増やしましょう。
協調性がない人は、周りと認識がずれたまま突き進んでしまう傾向があります。
その結果、溝がどんどん広がってしまい、最終的に大きな問題を引き起こしてしまうのです。
その結果、トラブルを未然に防げるようになるので、ぜひ試してみて下さい。
参考:チームワークが苦手な人の仕事術【結論:キーマンを抑える】
原因④:再発防止の欠如
同じミスや質問を繰り返してしまうのは、再発防止策が立てられていないからです。
再発防止策の具体例は以下です。
- 同じ作業を間違えてしまう
→ 自分用の作業手順書を作成する
同じ質問を繰り返してしまう
→ 質問内容をメモし、すぐに確認できるよう整理しておく
このような対策を立てるだけで、ミスは防げます。
めんどくさいと感じる人もいるかもしれませんが、「上司から怒られるよりはマシ」と考え、ぜひ習慣化してください。
ミスを減らす具体的な方法については、以下の記事で解説しています。
参考:【簡単】仕事でミスが多い、辞めたい…すぐできる4つの解決策
原因⑤:他人事の意識
仕事ができない人の多くは、仕事を「他人事」として捉えています。
あなたの周りの「仕事ができる人」を一人思い浮かべてみてください。
これはまさに、仕事を「自分事」として捉えている証拠です。
仕事に責任感を持ち、自分事として捉えると、本気の行動が生まれます。
そうすることで、より深く物事を考えたり、積極的に行動を起こすようになり、仕事の質が上がるのです。
とはいえ、仕事を自分事にするのは簡単ではありません。
日々の業務の中で、以下のような「ちょっとした意識改革」を行っていくことが重要です。
- 仕事の背景や取り組み意義を理解する
- 課題解決に積極的に取り組む
- 1日1回チームのためになる行動をする
参考:仕事を他人事に捉える人が損する理由【結論:トラブルが増えます】
自分は仕事ができないのか?
中には自己評価が極端に低く、「仕事ができない」と思い込んでしまっている人もいます。
そこで自分の仕事レベルを診断できる、「仕事レベル診断シート」を準備しました。
【読者限定】無料プレゼント仕事レベル診断シート
自分の普段の働き方に当てはまる内容にチェックを入れていくと、自動で集計が行われます。
集計結果に赤字が出てきた人は、前述の対策をとって改善に取り組んでみてください。
仕事ができないのが、どうしても辛い場合
改善に取り組んでいるものの、「どうしても耐えられないくらい辛い…」という人もいるかと思います。
参考:仕事が辛い、異動したい…【見落としがちな3つのポイント】
頑張ることは良いことですが、身体を壊してしまっては元も子もありません。
僕自身、悩んだ末に転職を選択しましたが、今では本当に良い決断をしたと感じています。
参考:【簡単】転職エージェントの賢い使い方【結論:自分本位でOK】
転職エージェントの活用
転職エージェントとは、求人探しや面接対策、入社時の年収交渉まで、すべて無料で代行してくれるサービスです。
このようなサービスを活用することで、転職活動は格段にラクになります。
僕自身、転職エージェント選びに苦労した経験があったので、大手サービスの1万件の口コミを徹底分析しました。
以下の記事で、分析結果から導かれたおすすめの転職エージェントを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
参考:【1万件の口コミを分析】AIが導いたNo.1転職エージェント
まとめ:辛いなら無理は禁物
本記事では、「仕事ができなくて辛い…」という人に向けて、その原因と対策を解説しました。
原因さえ分かれば、あとはコツコツと対策を実行するのみ。
ただし、無理は禁物です。
自分の限界が近いと感じたら、転職や異動も含めて検討してみましょう。
勇気を出して環境を変えることで、必ず状況は改善します。
逆に今の職場で仕事の能力を高めたいという方は、以下のコミュトレのサイトも参考にしてみてください。
働き方の改善方法が具体的に解説されており、レベルアップに役立ちます。
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c7pael