「仕事にやりがいを感じない」、「そもそもやりがいは必要なのか」。
日々仕事に追われていると、「やりがい」について考える機会もあまりないかと思います。仕事をする上で、やりがいは必ずしも必要ではありません。
私自身、転職後に初めてやりがいを感じるようになり、忙しいながらも充実した日々を過ごすことができています。
本記事では、以下について詳しく解説します。
- 仕事におけるやりがいの意味
- やりがいの種類
- やりがいの見つけ方
本記事を通じて、やりがいの意味を見出し、仕事をより充実したものにしていただければと思います。
仕事におけるやりがいの意味
やりがいの意味
例えば、人から感謝されたり、仕事を通じて自分のスキル向上を実感することで、人はやりがいを感じます。
また少し視点を変えると、
やりがいを求める人とそうでない人
世の中には給料が低くても「自分のやりたいことを仕事にしたい」という人がいます。
例えば、アイドルやお笑い芸人といったエンターテイメント職や、画家・歌手といった芸術職は、やりがいを重視する人が多い傾向があります。
一方で、デイトレーダーといった投資系の職種は「お金を稼ぐこと」を重視している人が多い傾向があります。(※あくまで”傾向”である点、ご理解ください)
やりがいを求めない人は、主に2つのタイプに分かれます。
- 時間と労力の消費を最小限にしたい人(プライベート重視)
- 稼ぐこと自体を重視している人(収入重視)
あなたが上記に当てはまるのであれば、無理にやりがいを探す必要はないかもしれません。
以下は「仕事にやりがいは必要だと思うか?」というテーマのアンケート結果です。
(※グラフを触ると詳細が表示されます)
「必要」と答えた人が67.2%であるのに対して、「不要」は0.9%しかいません。つまり自信を持って「やりがいなんていらない!」と言い切れる人は案外少ないわけです。
参考:やりたい仕事の給料が低い…夢とお金を両立する3つの方法
やりがいの種類
やりがいは、「モチベーション」とも言い換えることができますが、大きく以下の5つに分類することができます。
- 人や社会の役に立つ
- 目標の達成
- 成果に対する評価
- 自己成長の実感
- 業務内容への関心
人や社会の役に立つ
製品開発であればユーザーのため、医者であれば患者のため、建築家であれば入居者のために仕事をしています。
一見誰のためになっているかわかりづらい仕事でも、お金が生み出されている時点で、必ず誰かの役に立っていることになります。
特にお客さんから直接感謝される仕事であれば、なおさらやりがいを感じられるでしょう。
目標の達成
仕事は「目標を設定し、その実現に向けて活動すること」の繰り返しです。
「1ヶ月以内に製品を完成させる」、「今年度中に〇〇万円売り上げる」など、誰しも何かしらの目標達成のために働いているかと思います。
人は目標を達成することで充実感が得られます。この充実感がやりがいとなり、仕事のモチベーションにつながっている人もいるでしょう。
成果に対する評価
会社に属していれば、必ずあなたを評価する上司がいます。そして良い仕事をして成果を上げたとき、上司から評価され、褒められることもあるでしょう。
「仕事を頑張る→成果が出る→上司に評価される」というサイクルを通じて、仕事のやりがいを感じている人も多いと思います。
自己成長の実感
仕事を続けていると、少しずつ能力が上がります。
「昨日できなかったことが、今日はできるようになった」、「難しい資格を取得することができた」など、自己成長を実感できる場面があると思います。
このような成長の実感はやりがいにつながり、「自分のレベルアップのためにもっと頑張ろう」と前向きな気持ちになれます。
業務内容への関心
チームで協力して働くのが好きな人もいますし、趣味を仕事にしていて、日々の業務が楽しいという人もいるでしょう。
働いていればもちろん大変なこともありますが、業務内容そのものにやりがいを感じている人は幸せな働き方ができているといえます。
やりがいの見つけ方
「やりがいがない」という人は、これから見つければOKです。
まずは、これまでの仕事を振り返ってみましょう。そしてどんな小さなことでもいいので、やりがいを感じた瞬間がないか、思い出してみてください。
「人の役に立っていることを実感したい」のであれば、お客さんと接する機会が多いプロジェクトに参加する。「達成感を味わいたい」のであれば、明確な目標を立ててみるといった感じです。
そうすることで、少しずつやりがいを感じる場面が増え、仕事が充実したものになっていきます。
そういう人のために、「やりがい探索リスト」を作成しました↓
このリストには、多くの人が感じる”やりがいあるある“をまとめていますので、自分に当てはまるものがきっとあるはずです。
逆にこのリストでも見つからないようであれば、現在働いている職場に問題があるかもしれません。
そのような人は、社内異動や転職も含め、職場環境を変えてみるのもありです。長い社会人生活、視野を広げてより自分に合った環境を追求することも大切です。
参考:【完全ガイド】転職活動の流れと受かるためのポイント【実績あり】
まとめ
本記事では、やりがいの意味や種類、見つけ方について解説しました。
振り返りポイント
- やりがいが必要な人とそうでない人がいる
- やりがいには5つのパターンが存在
- 自分にとってのやりがいを見つけ、その機会を増やす
あなたが働く上でやりがいが必要だと感じるのであれば、徐々に行動を変えていき、やりがいの向上に取り組んでみましょう。
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