「今すぐにでも仕事を辞めたい」、「でも辞めた後のことが心配…」
日本労働調査組合のアンケートによると実に35.8%の人が退職もしくは転職を考えているとのこと。
人口で言うと、約2000万人が仕事を辞めるか悩んでいることになります。
今の時代、転職は一般的になってきており、会社を辞めること自体は決して珍しくありません。
一方で、いざ行動に移すとなると、不安でいっぱいになるのもまた事実。。
辞めた後は、以下の4つのいずれかを行えばOKです。
- 転職する
- 正社員にならず自由に働く
- 失業保険をもらいながら検討
- 生活保護をもらいながら検討
とはいえ、注意が必要なポイントもあるので、本記事では以下について詳しく解説します。
本記事を読めば、仕事を辞めた後どうなるかイメージできるようになります。
参考:退職を切り出せない人の3つの選択肢【ここから選べばOK】
仕事を辞めてもなんとかなる:4つの選択肢
仕事を辞めた後の選択肢は、4つあります。
- 転職する
- 正社員にならず自由に働く
- 失業保険をもらいながら検討
- 生活保護をもらいながら検討
①転職する
最も一般的な選択肢が「転職」です。
今の会社が合わなかったとしても、他の会社で輝ける可能性があります。
転職を成功させるコツ
転職には無限の可能性があります。
ただ、誰でも希望の会社に入れるわけではありません。
転職を成功させるには、3つのコツがあります。
- 思い立ったらすぐ行動
- 在職中に転職先を決める
- 転職エージェントでラクをする
転職活動は、平均3ヶ月かかると言われています。
転職を視野に入れているのであれば、なるべく早く活動を始めましょう。
働きながらの転職活動はツラい
働きながら転職活動をするのは、思ったよりもツラいです。
平日働いた後に面接を受けたり、週末に応募書類を作成するなど、プライベートの時間が削られます。
転職エージェントとは、求人選びから面接日の調整、最終的な企業との年収交渉まで、一連の活動を無料でサポートしてくれるサービスです。
自分に合った求人を自動で集めてきてくれるので、転職活動がかなりラクになります。
使わない人は、それだけで他のライバルから遅れを取ってしまうので注意しましょう。
参考:【簡単】激務で転職活動できない…転職で時短する5つの裏技
実績のある転職エージェント
世の中には、無数の転職エージェントサービスが存在します。
ただ中には質の悪いサービスもあるので、注意が必要です。
僕自身が実際に利用して良かったおすすめのサービスは以下です。
-
⇨利用者満足度が高く、僕の利用経験からもイチオシ -
⇨20代の若手向け求人に強い※マイナビのプロモーションを含みます。
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⇨シェア・求人数No.1、幅広く検討したい人にピッタリ
これらのサービスについては、以下の記事で1万件の口コミを分析したので、安心してご利用いただけます。
参考:【1万件の口コミを分析】AIが導いたNo.1転職エージェント
②正社員にならず自由に働く
会社生活に疲れてしまった人は、「フリーランス」など自由な働き方を選ぶのもアリです。
終身雇用制度は崩壊しつつあり、急にリストラを言い渡される可能性もあります。
そんな時に実力が伴っていないと、転職先が決まらず、路頭に迷うことになります。
フリーランスという生き方
会社に縛られずに自由な働き方ができるフリーランス。
主なメリットとデメリットは以下です。
メリット | デメリット |
・好きな仕事を選べる ・働く時間を決められる ・人間関係の悩みが減る ・収入アップを目指せる |
・有給休暇がない ・事務処理が必要(税金等) ・収入が安定しない |
参考:正社員に向いてない人が幸せに働く方法【診断フロー付き】
③失業保険をもらいながら検討
「会社を辞めたら少し休みたい…」
そんな人は、失業保険をもらいながら将来についてゆっくり考えましょう。
失業保険をもらう条件
一定の期間会社で働いた人は、失業保険をもらうことができます。
人によって細かな条件は異なりますが、「過去2年の間に12ヶ月以上働いた実績がある人」が対象になります。
支給される金額
支給金額は人によってまちまちですが、大まかなイメージは以下です。
支給額:元々の収入の50%〜80%程度
④生活保護をもらいながら検討
日本で生活している限り、仕事を辞めてもどうにかなります。
というのも最終手段として、「生活保護」の制度があるからです。
生活保護制度の定義は、以下の通りなっています。
資産や能力等すべてを活用してもなお生活に困窮する方に対し、困窮の程度に応じて必要な保護を行い、健康で文化的な最低限度の生活を保障し、その自立を助長する制度です。Twitter
生活保護の受給条件
生活保護の受給条件は、ざっくりまとめると以下です。
- 世帯収入が13万円以下であること
- 財産を持っていないこと
- 家族や親族から援助を受けられないこと
- ケガや病気で働くことができないこと
要するに「頑張っても生活できない人」が対象となります。
仕事を辞めてもなんとかなる:年代別に解説
年齢によって仕事を辞めた後の行動パターンは変わります。
それぞれ解説します。
新卒・20代の場合
新卒や20代であれば、他の会社への転職が王道のパターンになります。
20代のうちは、企業からあなたの「将来性」を評価してもらえます。
そのため、他の未経験業界への転職も可能です。
今の会社への不満を整理し、より自分に合った会社を見つけましょう。
30代の場合
30代の人は「フリーランス」として自由に働くことも選択肢になります。
10年近い会社生活を経て、ある程度の経験やスキルが身に付いている人も多いでしょう。
「自分のスキルでもっと稼ぎたい」もしくは「会社のしがらみから解放されたい」という人は、フリーランスが向いている可能性があります。
もちろんリスクもあるため、じっくり考えた上で判断しましょう。
40代の場合
40代であれば、管理職としての転職が選択肢になります。
部下をマネジメントした経験があれば、転職時のアピールポイントになります。
未経験業界など未知の領域への転職はリスクが高いので、これまでの経験が活かせる転職先を見つけると良いでしょう。
50代の場合
50代であれば、早期退職をして悠々自適に生活することも考えられます。
それなりの貯金が必要ですが、独身だったり、もしくはアルバイトなどで細々と働き続ける前提であれば十分に可能です。
早期退職して本当に生活できるのか、ファイナンシャルプランナーなどに事前に相談してから判断しましょう。
仕事を辞めるのが不安な人がやるべきこと
そのような人が不安を解消する方法が2つあります。
- キャリアプランを明確にする
- 在職中に転職先を決める
キャリアプランを明確にする
辞めるのが不安な理由は、その先の将来が見えないからです。
そんな人はプロのキャリアアドバイザーに相談するのがおすすめです。
キャリア相談サービスの活用
ここ数年で急速に利用者が増えている「キャリア相談サービス」をご存知でしょうか。
コース料金の相場は10万円からと決して安くはありません。
ただ年収アップによって元が取れるケースも多いため、近年利用者が増えているのです。
中には1,000円から始められるcoacheeといったサービスもありますし、まずは無料面談を受けて試してみることをおすすめします。
僕の方で主要サービスについて徹底調査したので、タイプ別のおすすめサービスをご紹介します。
詳しくは以下の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてください。
参考:おすすめ有料キャリア相談サービス6選【利用者の生の声を調査】
在職中に転職先を決める
転職するのであれば、在職中に転職先を決められると安心です。
辞めてからの転職活動は失敗できないため、プレッシャーが大きくなります。
なので、不安な人は早いうちに転職活動を始めましょう。
以下の記事で、働きながら転職活動を進める方法について解説しているのでご覧ください。
参考:転職活動は働きながらでも大丈夫?【結論:メリットだらけです】
まとめ:仕事辞めてもなんとかなる!
本記事では、仕事を辞めたいけど不安な人に向けて具体的な選択肢をご紹介しました。
仕事を辞めた後の選択肢
- 転職する
- 正社員にならず自由に働く
- 失業保険をもらいながら検討
- 生活保護をもらいながら検討
日本は失業保険や生活保護など、働いていない人への支援制度が充実している国です。
今の生活が苦しいのであれば、将来を見据え、勇気を出して行動を起こしましょう。
仕事を辞めるか悩んでいる人は、キャリアクラス転職の以下の記事も参考になります。
コメント
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