「そろそろ転職も考えたい」、「でも今より年収は下げたくない…」
20代の多くが一度は転職を考えます。
仕事の仕方はわかってきたものの、活躍する未来が見えない。
そのような悩みを抱えた結果、転職に踏み切る人は少なくありません。
実際、20代の転職者の31.7%が年収が下がったというアンケート結果があります。
僕も27歳の時に転職しました。僕の場合、幸い年収は下がりませんでした。
それでは年収が上がる人と下がる人の違いは何なのでしょうか?
本記事では、以下について解説します。
転職は人生を変える大きなきっかけになります。
参考:【天職の見つけ方】90日で天職を見つける転職ロードマップ
20代転職で年収が下がる原因
20代の転職で年収が下がってしまう原因は何なのでしょう?
原因は以下の3点になります。
- 未経験業界への転職
- 年収情報の調査不足
- 年収交渉をしない
未経験業界への転職
転職して年収下がったし、出世しないと年収が増えない状態になりました。でも、自ら選んだ道なので後悔してないし、精神衛生は良好です。Twitter
20代であれば、未経験業界にもチャレンジできます。というのも20代は、経験よりもポテンシャルを重視して評価されるからです。
未経験業界への転職は、自分の可能性を広げるきっかけにもなるのでおすすめです。
企業側からするとその人が活躍してくれるかは、完全に未知数。
そのため、標準よりもやや低めの年収からスタートになる場合もあります。
年収情報の調査不足
転職に踏み出すかどうかは「ちゃんと通じる退職理由か」を検討してから。前前前職は求人票と実際が年収150万違ったから速攻辞めたわ。Twitter
「求人に記載されている年収」と「実際の年収」にギャップが生じることがあります。
主な理由は以下です。
- 求人情報の年収が盛られていた
- 成果によって年収が変動する
- 年収に残業代が含まれていた
特に求人に「年収”例”」と記載されている場合、注意が必要です。
バリバリ成果を上げた社員や、長時間残業した人の、高い年収例が記載されている可能性があります。
なので、その企業の実態をより深く調査することが必要です。
年収交渉をしない
キャリアで後悔があるならば、2度の転職で年収交渉をしなかったこと。
・転職せざるを得ない状況
・ゴネて落とされるのが怖かった
・しても無駄だと思い込みTwitter
多くの人は、20代で初めて転職を経験します。
「高めの年収を希望したら嫌がられるかな…」
そのような不安から、必要以上に低い希望年収を出してしまう人がいます。
入社後、上司に年収アップを交渉できる機会はほとんどありません。
なので、入社条件は妥協すべきではありません。
年収交渉は、弱気になりすぎず、かといって無茶な要求もしない。
そのようなバランス感覚が求められます。
年収が下がらない3つの転職テクニック
世の中には、転職するたびに年収が上げる人がいます。
そのような人が実際に実践しているテクニックを3つご紹介します。
- 現職の経験を生かした転職
- 転職先の年収を裏取り調査
- 転職エージェントを活用した年収交渉
①現職の経験を生かした転職
未経験業界への転職は、年収が下がるリスクがあります。
未経験業界への転職でも、以下を意識して仕事を選べば、むしろ年収アップが狙えます。
- スキルを活かす:
例:プログラマー→ITコンサルタント - 経験を活かす:
例:ベンチャー企業→一般企業の事業開発職 - 希少価値を発揮:
例:外資系企業→老舗の国内企業
いずれのケースも、現職のスキルや経験を転職先で発揮することができます。
このような視点で転職先を選ぶと、選考でもアピールしやすいため、合格率のアップにも繋がります。
②転職先の年収を裏取り調査
おさらいですが、求人情報の年収額と入社後の年収額にギャップが生じる原因は以下です。
- 求人情報の年収が盛られていた
- 成果によって年収が変動する
- 年収に残業代が含まれていた
このようなギャップを防ぐには、口コミサイトの活用が有効です。
真実は口コミサイトにあり
口コミサイトでは、その会社で働いている社員の「生の声」が確認できます。
僕自身がよく使う口コミサイトは以下です。
僕がこれまで働いた会社を確認しましたが、概ね実態通りのことが書かれていました。
これらのサイトで、転職先の年収の実態を調べればOKです。
③転職エージェントを活用した年収交渉
年収の話は、転職者にとっても企業にとっても触れづらい話題です。
いざ面と向かって交渉しようとすると、ついつい相手の顔色を伺ってしまうもの。
第三者である転職エージェントを介すことで、スムーズに交渉が進みます。
その点は心配ありません。
というのも、転職エージェントは「あなたの年収額に応じた紹介料を受け取る仕組み」となっているのです。
あなたの年収が上がることは、転職エージェントにとってもプラスです。
なので、安心して年収交渉を任せましょう。
実績のある転職エージェント使う
世の中には、無数の転職エージェントサービスがあります。
年収交渉には、経験や実績が求められます。なので、必ず信頼できる転職エージェントを選びましょう。
僕自身も実際に利用していたおすすめの転職エージェントは以下です。
-
⇨利用者満足度が高く、僕の利用経験からもイチオシ -
⇨20代の若手向け求人に強い※マイナビのプロモーションを含みます。
-
⇨シェア・求人数No.1、幅広く検討したい人にピッタリ
参考:【1万件の口コミを分析】AIが導いたNo.1転職エージェント
20代転職では「生涯年収」にも注意
転職直後の年収額は重要です。
ただ、長く働きたいのであれば「生涯年収」にも注意しましょう。
会社によって、年収の上がり方は異なります。大きく分けると以下2つのタイプがあります。
- 今どきの会社(例:IT企業)
入社時の年収は高め、その後の昇給は実力次第 - 古き良き会社(例:メーカー)
入社時の年収は低め、その後は年功序列で着実に昇給
20代で転職した場合、その後40年近く働き続ける可能性があります。
入社時の年収ばかりにとらわれず、生涯でどれだけの収入を得ることができるか、長期目線で考えるようにしましょう。
まとめ:20代転職で年収が下がるかはやり方次第
本記事では、転職を考えている20代に向けて、年収が下がる原因やその対策を解説しました。
年収が下がらない転職テクニック
- 現職の経験を生かした転職
- 転職先の年収を裏取り調査
- 転職エージェントを活用した年収交渉
今の時代、2人に1人は転職を経験すると言われています。
いくらでもやり直しが効く20代のうちに、ぜひ転職にチャレンジしてみましょう!
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