【知って得する】ジョブホッパー・キャリアビルダーの違いとは?

ジョブホッパー・キャリアビルダー 転職Q&A

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ジョブホッパーやキャリアビルダーとは何者なのか」、「ネガティブなイメージだが、メリットはあるのか

ここ数年「ジョブホッパー」や「キャリアビルダー」という言葉を耳にする機会が増えました。

明確に定義が定まっているわけではありませんが、一般的には以下の意味で使われています。

  • ジョブホッパー :短期間で転職を繰り返している人
    キャリアビルダー:キャリアアップのため計画的に転職を行っている人

特にキャリアビルダーについてはメリットも多く、キャリア形成の1つの手段として確立されつつあります

本記事では、自身も転職者であり、これまで多くの転職者と関わってきた僕から以下について解説します。

  • ジョブホッパーとキャリアビルダーの違い
  • キャリアビルダーになるメリット・デメリット
  • キャリアビルダーとして成功する方法
チェスコ
ジョブホッパーとキャリアビルダーの違いを理解し、キャリア形成の選択肢の幅を広げましょう

ジョブホッパーとキャリアビルダーの違い

違い

ジョブホッパーとキャリアビルダーの比較

ジョブホッパーもキャリアビルダーも転職回数が多い点は共通していますが、以下のような違いがあります

ジョブホッパー キャリアビルダー
キャリア形成 ・スキルに一貫性がなく、市場価値が低い
・転職のたびに給料が上下する
・スキルに一貫性があり、市場価値が高い
・転職のたびに給料がアップする
なる人の傾向 ・計画性がない
・飽き性で、忍耐力がない
・計画性がある
・向上心があり、コミュニケーション能力に長ける
ジョブホッパーは結果的に転職が多くなってしまった人」であるのに対し、「キャリアビルダーは計画的な転職を通じてキャリアアップしている人」と言えます。

この差は非常に大きいです。

ジョブホッパーは転職を重ねていくうちにだんだんと状況が悪くなり、行き詰まります。

一方キャリアビルダーは、転職を重ねるごとに新たなスキルを習得し、それらの相乗効果によって他の人と一線を画す、特別なキャリアを築くことができます

参考:【転職は戦略】市場価値が低い?効果的な市場価値の高め方

 

目指すべきはキャリアビルダー

結論:目指すべきはジョブホッパーではなく、キャリアビルダーです。

最近では昔よりも転職のハードルがぐっと下がっており、一般化してきています。

そのため、今後はこのようなキャリアビルダーと呼ばれる人がどんどん増えていくことでしょう。

時代の変化が激しい現代社会においては、このような多様なスキルと経験を有している人材は、どの会社でも重宝されます

キャリアビルダーになるメリット・デメリット

メリットデメリット

メリット

多様なスキルと経験の獲得

キャリアビルダーになる最大のメリットは、短い期間で多くのスキルと経験を身につけることができる点です

僕はコンサルという仕事柄、様々な会社と付き合いがあります。その中で実感するのは、会社によって働き方や求められるスキルが全く異なるという点です

例えばIT業界であれば、ユーザーのニーズを敏感に察知し、サービスをすぐに形にする能力が求められます。一方ガスなどのインフラ業界では、安全性や信頼性を重視した着実なサービス開発が求められます。

複数の会社経験を有するキャリアビルダーの強みは、様々な会社の良いところをどんどん吸収し、スキルアップできる点だといえます

広い人脈が築ける

複数の会社経験を通じて、多くの人とのコネクションを築くことができます

転職後も元の会社に対して営業活動が行えたり、久しぶりに飲みに行って情報収集を行うなど、様々なプラスの効果があります。

またキャリアビルダーの中には、最終的に起業を目指している人も少なくありません。そのような場合も、こういった人脈は大いに役立ちます。

年収が上がる

現代社会では日々新たな技術が生まれ、顧客のニーズも変化しています。したがって、多様なスキルと経験を有しているキャリアビルダーは、どの企業からも引く手あまたになる傾向があります。

このような背景もあり、キャリアビルダーの多くは転職するたびに年収が上がります。

1つの会社で働き続けるよりも、早いスピードで年収アップが見込める点もメリットだといえるでしょう。

参考:【完全版】給料の上げ方5パターン【損したくない方向け】

 

デメリット

転職先が見つからないリスク

キャリアビルダーは、1つの会社で働き続けるよりも安定性に欠けます

複数の会社で経験を積むことで最終的な目標に近づいていくわけですが、思い通りの会社に転職できない可能性もあります。

特にリーマンショックやコロナなど、経済が不安定になるとまず初めに採用活動が抑制されます

いくら実力があってもこのような不運に見舞われてしまった場合、思い通りのキャリアが描けなくなってしまうリスクがあります。

転職回数が多い=低評価 となる場合も

最近では企業の考え方も変わってきてはいますが、転職回数があまりにも多いと「何か問題を抱えている人なのではないか」と疑われてしまう場合もあります。

以下は2017年のアンケートになりますが、転職歴が3回以上になるとそのような捉え方をする企業も出てくるようです。

転職歴-気になる回数
リクナビNEXTアンケート

逆に考えると、3回目の転職までに自分の実力をしっかりとアピールできる実績・経験を積んでおけばよいのです

転職回数以上にあなたの実績に目が行くようアピールすることができれば、何回転職していようと関係ありません。

キャリアビルダーとして成功する方法

成功方法

最終目標からキャリアを逆算

ジョブホッパーでなく、キャリアビルダーになるためには、計画性がもっとも重要になります

具体的な思考プロセスは以下です。

  • 最終的に実現したいことは何か
  • そのために必要なスキル・経験は何か
  • 必要なスキル・経験をどの会社でどのように習得するか

最終目標からキャリアを逆算し、そこまでの道筋を描くことが重要です

最終的な目標は「起業する」でも、「年収2000万円稼ぐ」でもなんでもOKですが、できるだけ具体的にイメージすることが重要です。

キャリアの道筋を描くイメージは以下です。

キャリアの逆算

チェスコ
未来から逆算して行動することができない人は、キャリアビルダーになるのは難しいでしょう。

 

成果を残してから転職する

最終目標までの計画が立てられたら、あとはそれらを1つずつ実行するのみです。

ただし、次の会社に転職するタイミングの見極めには注意が必要です
必要なスキルが身についたタイミングで転職していいんじゃないの?

基本的にはそうです。ただし目的の会社に転職するには、それだけの実力と実績が必要になります

いくらスキルを身につけたとしても、それが目に見える実績になっていないと転職のアピールにはなりません。

そのため、プロジェクトで成果を上げたり、昇進したタイミングで転職活動を行うのがよいでしょう

このように心がけることで、転職するたびに会社のレベルがアップし、着実なキャリアアップが図れます

参考:転職でのキャリアアップは難しい?【4つの方法を公開】

まとめ:ジョブホッパーよりもキャリアビルダー

まとめ

本記事では、徐々に浸透しつつあるジョブホッパーとキャリアビルダーについて解説しました。

キャリアビルダーは、変化の激しい現代社会にマッチした働き方であり、これからのトレンドになると考えられます

関心がある方は、自分のなりたい姿を想像し、計画的な転職活動に着手してみてもいいかもしれません

参考:【完全ガイド】転職活動の流れと受かるためのポイント【実績あり】

チェスコ

大手メーカー入社⇨やりがいが見出せずITコンサルに転職⇨激務&働き方の違いに適応できず休職⇨2回目の転職を目指すも断念⇨社内異動をきっかけに好転⇨「働き方のコツ」をつかみ、30代前半で年収1000万円達成。現在は会社の採用・教育活動にも従事。天職のつかみ方解説サイト『ジョブケーション』を運営。
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