「今の会社に残ってていいのかな」、「でも辞める決心がつかない…」
将来が見えない会社で働き続けるのは辛いもの。
ただ、いざ転職するかと言われるとそこまでの勇気はない。。
ずるずると年齢を重ねてから転職した結果、年収が低い会社にしか入れなかったという話は珍しくありません。
今は2人に1人が転職すると言われる時代。
危機感を持ち、いち早く行動した人だけが勝ち組になれるのです。
本記事では、27歳の時に転職を決意した僕から以下について解説します。
参考:仕事を辞めた方がいいサイン7選【経験者の生の声を調査】
見切りをつけた方がいい会社の判断基準5つ
見切りをつけた方がいい会社の判断基準は以下の5つです。
- 人間関係の悩みが尽きない
- 会話内容がグチばかり
- 尊敬できる上司や先輩がいない
- チャレンジが評価されない
- 優秀な人が転職し始めている
①人間関係の悩みが尽きない
人間関係は「仕事の悩みNo.1」と言われています。
エン・ジャパンのアンケートによると、実に84%の人が職場の人間関係に悩んでいるとのこと。
相手あってのことなので、こちらが関係を修復しようとしても改善するとは限りません。
長年人間関係で悩み続けているのであれば、それは人生において時間の無駄です。
参考:「職場の人間関係が最悪…」絶対にやってはいけないNG行動
②会話内容がグチばかり
離れた方がいい職場の特徴として、「グチが多い」ことが挙げられます。
- 「また上司が変な仕事を持ってきたよ」
- 「○○さんはもう少しまともに仕事ができないかね」
- 「あのお客さんホント訳わからないんだよな」
働いている中で、多少のグチが出るのは自然なことです。
ネガティブな発言ばかり飛び交っていると、職場の雰囲気も悪くなりますし、前向きに頑張ろうという気持ちも生まれません。
このような会社で働き続けていると、幸せな社会人生活は望めないので要注意です。
③尊敬できる上司や先輩がいない
尊敬できる人が誰もいないのであれば、それはあなたにとって望ましくない職場です。
今後様々な業務や経験を積んだとしても、あなたがなれるのはその上司・先輩のような姿です。
そんな悲しすぎる結末を迎えないためにも、本当に自分が輝ける環境を見つけましょう。
④チャレンジが評価されない
世の中には保守的で、新しいチャレンジを認めてくれない会社があります。
日々新たな技術やサービスが生まれている今の時代。会社の存続のためにも、新しいチャレンジは必須です。
チャレンジしない会社に未来はない
販売開始からすでに50年近く経つ、「ハッピーターン」というお菓子をご存知でしょうか。
誰もが知るロングセラー商品ですが、味が染みるように表面に溝をつけるなど、実は見えないところで何度も改良を繰り返しています。
このような新しいチャレンジを評価しない会社に将来はありません。また働いていても大きな成長は見込めないでしょう。
⑤優秀な人が転職し始めている
見切りをつけた方がいい会社を簡単に見分ける方法があります。
優秀な人は会社からの評価も高く、そのまま働き続ければ順調に出世することができます。
それではなぜそのような人が転職を選択するのでしょうか?
優秀な人は見切りをつけるのが早い
優秀な人はいち早く会社の問題点に気づき、見切りをつけます。
将来性がない、成長が見込めない、人材としての価値が高まらない、などなど。
優秀な人ほどアンテナを張って早く行動するのです。
なので、優秀な人から順番に辞めていっている場合は、あなたも見切りをつけた方がいいかもしれません。
見切りをつけるタイミング
どのようなタイミングで見切りをつけるのがいいのでしょうか?
会社を辞めたら、次の会社に転職する必要があります。
以下の理由から、転職活動は早く行動した人が有利です。
- 優良求人は早い者勝ち
- 年齢が若い方が有利
- 情報収集に時間をかけられる
「いつか気が向いたら転職しよう」と考えている人は、自分の市場価値が高いタイミングを逃してしまうのです。
この後、具体的な行動方法を解説します。
見切りをつけた後に取るべき行動
会社に見切りをつけた後にやるべきことは、以下の3ステップです。
- 転職先を探す
- 退職手続きを進める
- 有給を使い切る
それぞれポイントがあるので、解説します。
①転職先を探す
会社を辞めることを決めたら、早速転職活動を始めましょう。
ポイントは、「退職前に転職先を決めること」です。
退職後の転職活動はリスク大
中には退職してから落ち着いた状態で転職活動をしたいという人もいます。
もしも転職先が決まらなかったら、あなたはずっと無職のまま。
転職活動がうまくいかないとだんだん生活も苦しくなり、最後は今より悪い条件の会社に妥協して入ってしまうのです。
なので、できるだけ退職前に転職先を決めてしまいましょう。
参考:転職活動は働きながらでも大丈夫?【結論:メリットだらけです】
忙しいなら転職エージェントで楽をする
仕事が忙しいと働きながら転職活動をするのは難しいもの。
そんな人は転職エージェントをうまく活用しましょう。
転職エージェントとは、求人探しから、応募書類作成、最終的な年収交渉まで、一連の活動をすべて無料でサポートしてくれるサービスです。
なので僕自身が実際に利用していたおすすめの転職エージェントを3つご紹介します。
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⇨利用者満足度が高く、僕の利用経験からもイチオシ -
⇨20代の若手向け求人に強い※マイナビのプロモーションを含みます。
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⇨シェア・求人数No.1、幅広く検討したい人にピッタリ
これらのサービスについては、以下の記事で1万件の口コミを分析して評価したので安心してご利用ください。
参考:【1万件の口コミを分析】AIが導いたNo.1転職エージェント
②退職手続きを進める
無事退職が決まったら、あとは退職手続きを進めましょう。
基本的な流れは以下です。
- ①退職の意思を上司に伝える
- ②退職書類を提出
- ③引き継ぎをして退職
ポイントは、上司がすんなり退職を受け入れてくれるかどうかです。
意地悪な上司の下で働いていると、全然辞めさせてくれないケースがあります。
最後の手段にとっておいた方がいいですが、今の時代、「退職代行サービス」を使って強引に辞めるという選択肢もあります。
退職代行サービスとは、退職の申し出、手続き、有給申請など諸々の作業を代行してくれるサービスです。
相場は約3万円程度と決して安くはありませんが、メリットも多いので気になる方は以下の記事を読んでみてください。
参考:【1万件の口コミを調査】タイプ別おすすめ退職代行サービス
③有給を使い切る
無事に退職が決まったら、あとは有給を使って退職日までゆっくり過ごしましょう。
中には有給を使うことに罪悪感を感じる人もいますが、そんな必要はありません。
有給は社員に与えられた権利です。
見切りをつけた方がいい会社」に関するよくある質問
よく相談を受ける質問にお答えします。
逃げた方がいい会社の他の特徴は?
ここまで紹介した以外にも以下のような特徴があります。
- 実力がない人が昇進している
- 人手不足で仕事が回っていない
- 長時間残業が当たり前
- 休職している人が多い
- 年齢を重ねても給料が上がらない
- コンサルが会社の立て直しを行っている
辞めずにいるとどんなデメリットがある?
本来辞めるべき会社に居続けてしまうと、以下のようなデメリットがあります。
- 体調やメンタルを崩す
- 成長できない
- 年々転職しづらくなる
- 会社の経営が悪化する可能性
辞めない方がいい会社はどんな会社?
基本的には、今回紹介した見切りをつけるべき会社の反対です。
- 人間関係が良好
- 尊敬できる上司や先輩がいる
- チャレンジを評価してもらえる
- 自分のやりたい仕事ができる
- 成果に見合った待遇
まとめ:見切りをつけた方がいい会社はさっさと辞める
本記事では、仕事辞めるか悩んでいる人に向けて「見切りをつける判断基準」をご紹介しました。
見切りをつけた方がいい会社の判断基準
- 人間関係の悩みが尽きない
- 会話内容がグチばかり
- 尊敬できる上司や先輩がいない
- チャレンジが評価されない
- 優秀な人が転職し始めている
嫌でも約40年続く社会人生活。
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