コンサルに将来性はあるか【AIでコンサルはなくなる?】

コンサルに将来性はあるか【AIでコンサルはなくなる?】 転職Q&A

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コンサルは将来なくなるのでは?」、「AIに職業を奪われてしまうかも…

インターネットの普及やIT化、AIの存在によって、コンサルの存在意義がなくなってしまうと考えている人も多いのではないでしょうか。

実際にデータ分析や財務分析をシステム化している場合、コンサルに依頼する必要性はほとんどありません。

その一方で、経営戦略・グローバル戦略など、コンサルに頼らざるを得ない領域も多く残っています。

これはAIが普及したとしても、コンサルの持つ豊富な知識や経験、ノウハウが必要とされているからです。

本記事では、以下について詳しく解説します。

チェスコ
現役コンサルタントである僕が実態を含めて、詳しく解説します!

コンサルに将来性はある?

コンサルに将来性はある?

コンサルの持つ豊富な知識や経験、ノウハウは、企業が抱えているさまざまな課題を解決することができます。

変化の激しい現代においては、コンサルの存在はますます重要になってくると言えるでしょう。

コンサルに将来性のある理由としては、次の要素が挙げられます。

  • 時代に合わせて変化可能
  • 企業の悩みが複雑化している
  • 企業の人材不足

①時代に合わせて変化可能

コンサルが得意とするのは、一言で言うと分析です。

さまざまな情報を収集し、的確な分析を行うことで、顧客の事業成長や成功に貢献します。

コンサルの知識や能力は、時代の流れに合わせて常に更新され、どのような状況にも対応することができます

そのため、コンサルは今後も重要な価値を生み出し続ける職業と言えるでしょう。

 コンサルはAIも味方にする

例えば近年ChatGPTのような高度なAIが普及しています。

そのような状況でも、コンサルはAIをツールとして使いこなすことで、さらなる付加価値を生み出しています

AIをライバル視するのではなく、それを道具として活用する。

そして更なる価値を生み出せるところにも、コンサルという職業の柔軟性が表れています。

 

②企業の悩みが複雑化している

昨今ではデジタル技術の進化やSDGsの浸透など、企業を取り巻く環境や求められるニーズが急激に変化しています。

チェスコ
企業にとっては、どのような方向に進めば良いのか、判断が非常に難しい時代と言えます。。

 海外進出のニーズ

例えば、グローバル化や海外進出の必要性に迫られている企業も少なくありません。

しかし海外進出の経験がない企業の場合、何から始めればよいのか悩みはつきません。

リスクも大きいため、なかなか社内で大きな決断を行うのは難しいものです。

 労働環境の変化

社内においては、従業員の働き方の多様化に伴い労務管理が難しくなっています。

テレワークやフレックスタイム制度、時短勤務、副業など、さまざまな制度が求められています。

また、テレワークを実現するためにも適切なIT環境が求められたり、コミュニケーションの希薄化を防ぐ対策も必要となります。

 企業の悩みが増える=コンサルへの需要が高まる

多くの企業は、いくつもの課題を抱えた複雑な状況に陥っています。

もはや自社内だけで解決することが難しい状態になっていると言えるでしょう。

そのため、課題を正確に見定め、解決できるコンサルへのニーズが以前にも増して高まっています

コンサルは豊富な知識や経験、ノウハウを活かし、企業に様々な提案を行うことができるのです。

 

③企業の人材不足

日本は、少子高齢化や人口減少により慢性的な人材不足に陥っています。

2022年の総務省の調査によると、総人口は前年から85万人減少しているにもかかわらず、65歳以上の高齢者は6万人も増加しています。

そのような状況もあり、企業の採用活動においても、優秀な人材は奪い合いとなっています。

したがって、経営戦略など企業の重要な検討に当たっては、外部のコンサルに頼らざるを得ない状況となっているのです。

また難しく重要な決定を行う際には、「第三者であるコンサルからのお墨付きが欲しい」というニーズもあります。

そのため、コンサルへの需要は年々高まっているのです。

コンサルが落ち目と言われる理由

コンサルが落ち目と言われる理由

コンサルには、「将来性がない、落ち目である」と言う人があります。

これはコンサルの役割や存在意義が変わってきていることが影響しています。

ここでは、コンサルが落ち目と言われる理由について具体的に説明します。

  • AIの発達
  • 質の低いコンサルの増加
  • 何も生み出さないというイメージ

①AIの発達

AIの発達により、コンサルに頼る必要がなくなったと考えている人は少なくありません。

確かに近年のAIの成長は凄まじく、ちょっとした質問ならAIに聞けば解決する時代になりつつあります。

一方で、いくらAIを活用したとしても、企業の求めている最適な解決策を導き出すことは困難です。

 理由:自社の悩みをうまく言葉にできない

AIは指示にしたがって、膨大なデータを分析することを得意としています。

ただこれはあくまで人による「指示」があってこそです。

多くの企業は、「自分が何に悩んでいて、何を実現したいのか」、的確な言葉にすることができません。
チェスコ
その点コンサルは、顧客に寄り添い、話を聞き出すことができます。

「顧客の漠然として悩みを言語化し、最適な解決策を導く」

これこそ血の通ったコンサルならではの提供価値なのです。

 

②質の低いコンサルの増加

コンサルは従来、優秀な人材で構成される、少数精鋭の集団でした。

成果を出すスピード・質ともに高く、高いお金を払ってでもコンサルを活用したいと企業は多いです。

一方で近年、コンサル業の一般化が進んでいます。

「何かしらのアドバイスができる人=コンサル」という定義に変わりつつあり、最近では、自称○○コンサルと名乗る人が増えている状況です。

その結果、コンサル全体としての質が低下し、イメージダウンに繋がっているのです。

ただし質の高いコンサルは、従来から変わらず需要も高く、今後も仕事が減ることはないと言えるでしょう。

 

③何も生み出さないというイメージ

コンサルの仕事の中には、顧客の課題解決の方針を示すところまでを行うプロジェクトもあります。

そのため、「コンサル=企画や提案を行うだけで何も生み出さない人」というイメージを持たれている人も少なくないでしょう。

最近では、企画や提案だけでなく、実際の現場での実行支援まで行うケースが増えています。

実行段階においては、さまざまな問題が発生します。

そんなときもコンサルが解決策を提示したり、実行のサポートを行うことで、滞りなくプロジェクトを進めることが可能となります。

コンサルに転職して活躍する方法

コンサルに転職して活躍する方法

コンサルに将来性があることは分かったかと思います。

ただ、今から転職してコンサルになれるのか、気になっている人も多いと思います。

結論ですが、コンサルは転職しやすい職業の1つです。

主な理由は以下の3つです。

  1. 中途採用を積極的に行っている
  2. 他の職種の経験が活かせる
  3. 専門性よりもビジネススキルが求められる
チェスコ
僕自身もメーカーから転職してコンサルになりました

コンサルは、担当する顧客や業界に応じて求められる能力が異なります。

逆に言うと、特定のスキルや経験がないとコンサルになれないということはないのです。

あとは、プレゼンテーションやコミュニケーション能力など、一般的なビジネススキルを高めれば、未経験でも十分に活躍できます。

メーカーからコンサルへの転職の体験談については以下の記事が参考になります。

参考:27歳未経験でメーカーからコンサルに転職した方法【実体験】

27歳未経験でメーカーからコンサルに転職した方法【実体験】
本記事では27歳でメーカーからコンサルに転職した僕の実体験に基づき、具体的な転職方法を解説しました。コンサルになるメリット・デメリットや転職エージェントの活用方法も解説しているので、ぜひご一読ください。

まとめ:コンサルに将来性はある

まとめ:コンサルに将来性はある

本記事では、コンサルに将来性がある理由について詳しく解説しました。

 コンサルに将来性がある理由 

  • 時代に合わせて変化可能
  • 企業の悩みが複雑化している
  • 企業の人材不足

コンサルは顧客からの要求が高い、難しい仕事でもあります。

一方でやりがいも多く、年収も高い、魅力的な仕事です。

興味がある人はぜひ転職先の候補の1つにしてみましょう!

チェスコ

大手メーカー入社⇨やりがいが見出せずITコンサルに転職⇨激務&働き方の違いに適応できず休職⇨2回目の転職を目指すも断念⇨社内異動をきっかけに好転⇨「働き方のコツ」をつかみ、30代前半で年収1000万円達成。現在は会社の採用・教育活動にも従事。天職のつかみ方解説サイト『ジョブケーション』を運営。
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コメント

  1. z74off

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