「仕事のことを考えると頭がおかしくなりそう…」、「今すぐに辞めたい…」
仕事のストレスが限界を迎え、1日たりとも出社したくない。そのような人もいると思います。
退職するまでには、いくつかやらないといけないことがあります。
「退職意向を伝える」、「引き継ぎをする」、「挨拶回り」などなど。
具体的な方法は以下の2つ。
- 退職代行サービスで辞める
- 有給を使って家から退職手続きを行う
これらの方法を使えば、明日から一切出社せず、そのまま辞めることができます。
本記事では、以下について具体的に解説します。
即日退職する2つの方法【明日から行かないでOK】
即日退職する方法は、以下の2つです。
- 退職代行サービスで辞める
- 有給を使って家から退職手続きを行う
この後解説しますが、圧倒的に楽なのは「退職代行サービスで辞める方法」です。
それぞれ解説します。
「即日退職」の定義=翌日から出社不要
本記事では「即日退職」を以下のように定義します。
会社から正式に籍を抜くまでには2週間程度、退職手続きの期間がかかるのでご注意ください。
①退職代行サービスで辞める
退職代行サービスを使うとどのように辞めることができるのか。詳しく解説します。
退職代行サービスとは?
最も確実かつ楽に辞める方法は、退職代行サービスの利用です。
サービスを契約すると、それ以降あなたは一切会社と連絡を取る必要はありません。
退職代行サービスの具体的な流れは、以下の通りです。
ほとんどのサービスは、LINEで簡単に申し込めます。
無料相談を行った後は、退職代行業者が会社との交渉を始めます。
あとは完了までの間、定期的に状況報告の連絡を受け、最後に社員証などを郵送で返却すれば無事終了。
その手軽さから、近年利用者が急増しているサービスです。
退職代行のメリット・デメリット
退職代行サービスを利用するメリットとデメリットは、以下の通りです。
メリット | デメリット |
・退職手続きを全て任せられる ・ほぼ確実に退職できる (成功率100%のサービス多数) ・会社と直接連絡を取らなくて良い |
・料金が高い(平均相場3万円) ・会社の人と関係が続けづらくなる |
考慮すべきデメリットはサービス料金です。
平均的なサービス料金は3万円程度。弁護士が運営しているサービスは5万円程度と決して安くはありません。
「退職の悩みから解放されるなら妥当な金額」と考える人も多いので、ぜひ一度検討してみましょう。
退職代行サービスの選び方
世の中には、多くの退職代行サービスがあります。
中には対応が悪いサービスも存在し、「結局会社と直接交渉するハメになった」など、稀ではありますが、失敗の声も聞かれます。
信頼できる退職代行サービス
本当に信頼できるサービスを突き止めるため、僕の方で約1万件の口コミを分析しました。
詳しくは、以下の記事で解説しているのでぜひご覧ください。
参考:【1万件の口コミを調査】タイプ別おすすめ退職代行サービス
調査の結果、以下3つのサービスが最も評価が高いことが分かりました。
この中から自分に合ったサービスを選んでいただければ、トラブルなく辞めることができます。
②有給を使って家から退職手続きを行う
ここまで退職代行サービスで辞める方法を解説しましたが、自分で退職手続きを進める方法もあります。
家から退職手続きを行うことで上司と顔を合わせずに済みますが、手続き自体はむしろ複雑になるのでご注意ください。
家から退職手続きを行う条件
家から退職手続きを行うのには、いくつか条件があります。
- 有給が残っていること
- 会社に持ち帰りたい私物がないこと
- 出社を断る強い心を持つこと
2週間分の有給が残っているか
法律では、「2週間前までに会社に申告すれば退職できる」と定められています。
会社と合意できればその前に退職できる場合もありますが、最長で2週間かかってしまうと理解しておきましょう。
もしも10日間有給が残っていない場合は、欠勤扱いで休ませてもらえるか、会社と交渉しましょう。
会社に私物があると面倒
大事な私物が会社に置いてある場合、自分で取りにいく必要があります。
郵送してもらえる場合もありますが、会社にその義務はありません。
事前に私物を持ち帰っておいてから、退職手続きを始める方が無難でしょう。
出社を断るのはしんどい
自宅から遠隔で退職手続きを行うのは、会社としても負担です。
なのでほとんどの場合、出社するよう要求されます。
この時、「なんと言われても出社を断り続ける強い意志」がないとやり切ることは難しいでしょう。
退職手続きの手順
家から退職手続きを行う手順は、以下の通りです。
それぞれの具体的な実施内容は以下の通りです。
①有給申請 | 退職日までの有給を申請 |
②退職願い送付 | 退職願いを郵送 |
③貸与物返却 | 社員証、社用PC、保険証などを郵送 |
④必要書類受領 | 離職票、年金手帳等の必要書類を受領 |
会社によって手続きが異なるので、事前に確認しましょう。
電話でなく、メールでやりとりする
退職手続きにおけるやりとりは、できるだけ電話でなく、メールにしましょう。
メールにすることで、やりとりが全て記録に残ります。
万が一トラブルに発展した場合にも、証拠として提示することができます。
即日退職した人の経験談
実際に即日退職した人の声を集めました。
退職代行で辞めた人
退職代行利用して会社辞めたけど対応は完璧だったし即日辞めれたので早く辞めたいならおすすめ 会社辞めたいって思うと1週間も頑張れないし、辞めた身としては気持ちめちゃくちゃ軽い!Twitter
「お前なんか辞められんようにしてやる」 これ、立派なパワハラなんですよ。 私、過去これで、退職代行に依頼して即日退職しました。Twitter
退職代行を使って、今日正式に会社を退職した。会社とのやり取りを一切せずに、即日で退職出来たので、精神的に多少楽にはなったが、体調不良は続いているので、少しずつ英気を養おうと思うTwitter
自力で辞めた人
対面で退職届を受け取って貰えなかったので郵送で退職届を。するとあんなに応じなかったのに即日退職。すぐに次の内定も貰った。看護師ってこんなもん。これで良かったんだ。けど、もう。精神的に擦り減ってしまって、このひと月でとても傷ついた事が反芻して自尊心が消滅している。Twitter
会社 辞めました なんか話しがこじれて即日退職、必要書類は全て郵送なんてことになったけど辞めれてはっぴーTwitter
一方自力で辞めた人は、会社と一悶着ありつつも、退職を勝ち取ったようです。
参考:当日の朝でも辞められる退職代行サービス5選【経験談を紹介】
即日退職に関するよくあるQ&A
即日退職に関するよくある質問に回答します。
退職代行サービスは確実に辞められる?
辞められます。
多くのサービスは「過去の退職実績100%」をうたっており、辞められないことは基本的にありません。
ただ、スムーズに辞められるかどうかはサービスに次第なので、慎重に選びましょう。
バックレはだめ?
バックレだけはやめましょう。
最悪の場合、損害賠償を受ける可能性があります。
あなたと会社の間には、契約に基づく雇用関係があります。
連絡なしのバックレは契約違反にあたります。本記事で解説した2つの方法のいずれかで退職手続きを進めましょう。
引き継ぎはしないで大丈夫?
引き継ぎはしないで大丈夫です。
もちろん引き継ぎをしたほうが、円満に退職できるので望ましいです。
ただ、あなたが自分の心をすり減らしてまで行う義務はありません。
社員が突然退職しても業務が回るよう準備しておくのは、会社の責任です。
まとめ:明日から行かない「即日退職」は可能
本記事では、即日退職するための具体的な方法を2つ解説しました。
即日退職する方法
- ①退職代行サービスで辞める
- ②有給を使って家から退職手続きを行う
辞める意思が固まっているのであれば、早いに越したことはありません。
今すぐ行動を起こせば、明日からはもう自由の身です。
一度きりの人生、自分の気持ちを優先して、豊かな生活をつかみましょう。
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