退職を引き止められた…やっぱり辞めたい【3つの選択肢】

「上司に引き止められて辞められない」、「どう伝えたらいいんだろう…」

退職の意思を伝えたものの、上司が認めてくれず、話が進まない。。

そのような悩みを抱えている人は、少なくありません。

上司からは「いつ辞めるか分からない人」として扱われ、自分自身も仕事に身が入らない。

そのような事態を避けるためにも、一度決心したらどんな手段を使ってでも辞めることをおすすめします。

引き止めにあった人が辞めるための選択肢は、以下の3つです。

退職の悩みが解決できるよう、本記事では以下について解説します。

参考：退職を切り出せない人の3つの選択肢【ここから選べばOK】

退職の引き止めにあった人の3つの選択肢

冒頭でも述べた通り、引き止めにあった人が辞める方法は3つあります。

 

①断れない伝え方をする

引き止められてしまう理由の多くは、「退職理由が不明確だから」です。

一見普通の退職理由に見えますが、実は「引き止めるスキだらけ」です。

このような甘い言葉をかけられ、だんだん辞めづらくなってしまうのです。

 引き止めづらくする3つのポイント

引き止めづらくするポイントは以下です。

具体例をご紹介します。

また「転職先がすでに決まっていること」もポイントになるので、できれば事前に転職活動は済ませておきましょう。

参考：【完全ガイド】転職活動の流れと受かるためのポイント【実績あり】

 ウソの退職理由はだめ？

「退職するためにウソをついていいか」という相談を受けることがあります。

結論、ある程度はOKだと考えています。

実際に以下の通り、「半分以上の退職者が本当の理由を伝えていない」というアンケート結果があります。

退職はあなたの権利であり、本来退職理由を伝える必要はありません。

納得してもらうために、多少話を盛っても特に問題はありません。

 

②他の上司に伝える

やっかいな上司の下で働いている場合、どんな退職理由を伝えても辞めさせてもらえないことがあります。

本来退職の申し出は、「直属の上司」に伝えるのがマナーです。

ただし、その上司が原因で退職手続きが進まないのであれば話は別。

もう一つ役職が上の上司などに、事情とあわせて伝えるようにしましょう。

 

③退職代行サービスで辞める

パワハラ気味の上司だったりすると、どうしても退職を伝えづらいもの。

また何度伝えても話が進まない場合もあるでしょう。

そのような人のために「退職代行サービス」があります。

 申し込んだ翌日から出社不要

退職代行は、会社との退職交渉や手続きをすべて代わりに行ってくれるサービスです。

一番の魅力はなんといっても、申し込んだ翌日から一切出社する必要がないこと。

申し込みは数回のLINEのやりとりで完了し、その瞬間、退職の悩みから解放されます。

 退職サービスの概要

退職代行サービスの流れは以下の通りです。

手軽に会社を辞められるため、近年利用者が急増しています。

唯一のデメリットは値段。相場は約3万円〜5万円と決して安くはありません。

ただ、「新しい人生をスタートさせるための投資」と捉え、前向きに利用する人も少なくありません。ぜひ一度検討してみましょう。

 利用するならこのサービス

退職手続きは、決して失敗が許されません。

悪質な退職代行サービスを利用してしまい、結局退職できなかったり、有給を消化できなかったということにならないよう、慎重に選ぶ必要があります。

多くの実績があり、安心して任せられるサービスを3つご紹介します。

これらのサービスの実態を把握するため、1万件の口コミを分析しました。

以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。

参考：【1万件の口コミを調査】タイプ別おすすめ退職代行サービス

退職で引き止められた人の後悔談

引き止めにあって結局辞められなかった人はどうなるのでしょうか？

世の中の生の声を集めたところ、周りとの信頼関係や待遇が悪化して後悔する声が多く見られました。

引き止めを心から後悔してる。 ハローワークの方が言っていた「あなたの経歴なら希望にあった働き方を探せる(給与は下がるが)」についていけばよかった。Twitter

希望退職で引き止めにあったので残ったはいいけど減給まじでやめろや。Twitter

退職希望を出して、上からの引き止め交渉に応じちゃうと残ったとしてもあいつは何かあったときに辞めるやつだってなっちゃうんだよなぁ。結果的には残った方が損することもあるから、辞めてやるって思うのと声に出しちゃうのだと雲泥の差なんだよなぁ。Twitter

エージェントから「サインすると決めた以上、退職引き止めにあっても貫いてね。我々の観測では引き止めに応じた人の大半がその後半年以内に辞めてるから。周囲との信頼関係が変わっちゃうからね。」とのことで、まあ半分脅しだろうけど真実味もあるなぁと。Twitter

退職の引き止めには裏がある話

いざ引き止めにあうと「自分を必要としてくれてる」と嬉しい気持ちになることがあります。

ただ実際には、「引き止めには裏があること」を理解しておきましょう。

 

①上司が引き止めを行う理由

上司があなたを引き止める理由はなんでしょうか？

あなたのことを慕っていて、辞めて欲しくないと感じている場合もあるでしょう。

ただ実際には、以下の通り裏の理由がある場合がほとんどです。

「優秀だから辞めて欲しくない」など、甘い言葉をかけてきますが、実際にはこのように色々なおもわくがあるのです。

どんな言葉をかけられても惑わされず、自分の気持ちを最優先に退職しましょう。

参考：仕事を辞めたいけど人手不足で言えない…【2つの辞め方を解説】

 

②引き止めに応じるリスク

優しい人ほど、引き止めに応じて残ってしまう傾向があります。

実際に残った場合、以下のようなリスクがあります。

一度退職の意思を示した人は、会社から「いつ辞めるか分からない人」というレッテルを貼られます。

上司からは腫れ物扱いされ、話が漏れた場合、同僚からも白い目で見られます。

また、そのようないつ辞めるか分からない人は、なかなか出世することができません。

これまで以上に働きづらくなった結果、「やっぱり辞めたいなぁ…」と結局同じ考えに至る人が多いのです。

「やっぱり辞めたい」と思ったときの退職方法

引き止めにあって一度は残ったものの、「やっぱり辞めたい」と考え直す人もいます。

ただ2回目の退職希望は、さすがに気まずい。。

嫌な上司でなければ、できるだけ速やかに前言撤回し、辞めさせてもらいましょう。

ただ、関わることすら苦痛な上司であれば、「他の上司に伝える」もしくは「退職代行サービスで辞める」ことも検討しましょう。

参考：【実例紹介】仕事を辞めたい…3つの逃げる方法を徹底解説

まとめ：「やっぱり辞めたい」と思ったら即行動

本記事では、引き止めにあってなかなか退職できない人に向けて、具体的な対処法を解説しました。

退職は、人生を変える大きな決断です。

会社に何を言われようと気にせず、自分の意思を尊重して行動を起こしましょう。