転職で後悔する割合は26.1%【後悔する3つの原因を解説】

転職-後悔2 転職のやり方

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転職したいけど不安」、「後悔しないためにはどうすればいいか」。

転職は、人生の大きな分岐点になります。

転職をきっかけに仕事が楽しくなる人もいれば、新しい環境に馴染めず職を転々とする人もいます。

転職は巡り合わせです。その企業が本当に自分に合っているかどうかは、入社するまで分かりません。

ただ、後悔する可能性を下げることはできます

本記事では、会社の採用活動に携わっており、自身も転職経験がある僕から以下について解説します。

  • 転職で後悔する割合は?
  • 転職で後悔しないためにすべきこと
  • 転職で後悔する原因【具体例3パターン】
  • 後悔を防ぐ具体的な手順
チェスコ
本記事の内容を実践し、後悔のない転職を実現しましょう

転職で後悔する割合は?

休日も仕事が不安

早速ですが、結論です

以下は「直近の転職の満足度」に関するアンケート結果です(対象者1023名)。

全体の26.1%、約4人に1人が転職に失敗して後悔したと回答しています。

思ったよりも高い数字に感じるかもしれませんね。

ただ逆に言えば、後悔しない対策さえしておけば、高い確率で後悔は回避できるのです

転職で後悔しないためにすべきこと

転職-後悔

転職理由を明確にする

転職で後悔しない方法はズバリ、「転職理由を明確にすること」です。

転職で後悔する流れは、以下になります。

  1. (1)現職に不満を感じる
  2. (2)魅力的な企業を見つけて転職
  3. (3)思い描いていた働き方ができず後悔

転職後悔の流れ

転職活動中は、新しい企業の良い面ばかりが目に付き、夢が広がります。

そして、入社後に理想とのギャップが生じて後悔するのです。

このようなギャップが生じる原因は、転職活動をしているうちに、元々の転職理由を忘れてしまうからです。

その結果、転職後に結局また同じ悩みが生じてしまうのです。

転職後悔の流れ2

チェスコ
いくら魅力的な企業であったとしても、転職を決意した原因が解消できるか、確認することが重要です。

後悔はゼロにはならない

転職理由を明確にするだけで、後悔がなくなるの?

厳密には、後悔をゼロにすることはできません

参考までに、僕自身の例を紹介します。

元々メーカーで働いていましたが、日々の業務内容に魅力を感じることができませんでした。そして、やりがいのある仕事に就くことを目的に、転職活動を開始。

コンサルタントという魅力的な仕事に就くことができましたが、想像の何倍も残業が多く、転職したことを後悔しかけた時期もありました

ただこの時も「過去に戻ってやり直したい、、」という考えにはなりませんでした。

それは、「過去の自分は明確な理由があって転職を決意したんだ」と自信を持って言えたからです。

過去の決断に後悔は一切なかったため、今後どのように状況を改善していくかといった前向きな思考に切り替えることができました

このように転職理由を明確にすることで、後悔は軽くすることができるのです

転職で後悔する根本原因|具体例3パターン

転職-後悔3

dodaの調査によると、「転職して後悔したことTOP10」は以下の通りです。

  1. 給料が希望と異なる
  2. 経営者や社員と合わない
  3. 社風が合わない
  4. 経営状態や将来性が不安
  5. 残業が多い
  6. 仕事内容が希望と異なる
  7. 組織や環境が整っていない
  8. 休日が少ない
  9. 正当に評価してもらえない
  10. キャリアアップできない

給料、労働環境、人間関係など、さまざまな理由が並んでいますが、このような後悔が生じる根本原因は大きく3パターンしかありません

 

①企業のブランドに惹かれての転職

企業の知名度やブランドを自分のステータスと考える人は少なくありません。

確かに有名企業に入ることで、周りの人から羨ましがられることもあるでしょう。

ただ、企業の知名度を転職の軸にした転職は失敗することが多いです

というのも、あなたが日々働いていく中で、企業の知名度は何のプラスにもないからです

新卒時には入ることができなかった有名企業への転職に心を躍らせることもあるかもしれません。

そんなときこそ、転職を考え始めた理由に立ち返り、冷静な判断を行うことが重要です

 

②情報収集が不十分

転職理由が不明確だと、転職先の情報収集を行うのが難しくなります

例えば、漠然と「今よりも良い企業に転職したい」と考えていた場合、情報収集すべき範囲が広く、どこから手をつければいいのか分からなくなります。

一方で、「お客さんと直接関わる仕事がしたい」という明確な転職理由があれば、かなり具体的な情報収集を行うことができます。

転職理由が不明確な人は、情報収集がうまくいかずに後悔することがないよう注意しましょう

 

③転職の動機が弱い

どのような仕事でも、多かれ少なかれ辛いことはあります。

「激務で辛い」、「お客さんから怒られる」、「成果が出せない」。

日々の仕事に疲れ、なんとなく転職活動を始めたという人も少なくないと思います。

このような人は、一度転職したい理由をノートに書き出してみましょう

というのも転職後に初めて、前職がいかに恵まれていたか、実感する人も少なくないからです

もしも明確な転職理由が思い浮かばないようであれば、今はまだ転職すべきタイミングではないのかもしれません。

後悔を防ぐ具体的な手順

転職-対策

転職で後悔しないためには、具体的に何をすればいいのでしょうか。

結論、転職理由を明確に整理するだけでOKです

具体的な手順は、以下3ステップになります。

 

①転職理由の洗い出し

まずは、転職したいと考え始めた理由をノートやパソコンで書き出してみましょう

現職への不満でもいいですし、ポジティブな理由でもOKです。

漏れがないよう思いつくものを全て書き出すのがポイントです。理由の大小を気にする必要はありません。

なかなか思い付かないようであれば、以下5つの視点で考えてみましょう。

  1. やりがい:仕事が面白くない 等
  2. 能力の向上:スキルが身につかない 等
  3. 労働時間・環境:残業が多い 等
  4. 給料:他社よりも給料が低い 等
  5. 人間関係:上司と関係が悪い 等

 

②転職理由の優先順位付け

洗い出しが終わったら、優先順位を付けて並べ替えてみてください

自分にとっての重要度、すなわち「解決したい思いの強さ」の順に並び替えればOKです。

特に、洗い出しの際に初めに思い浮かんだものの優先順位が高いかもしれません。

 

③解決したい転職理由の選択

優先順位付けが終わったら、上位から1〜3個を選び、最終的な転職理由としましょう

選択に迷った場合は、「どうしても1年以内に解消したい問題かどうか」を判断基準にするとよいでしょう。

人間関係が理由であれば「今の上司とあと1年間働き続けられるか」、やりがいが理由であれば「今の業務を1年間続けられるか」といった感じ。

絶対に耐えられない!」と感じたら、それはもう十分な転職理由と言えます。

一連の作業の流れは、以下の図の通りです。

tenshoku-koukai_new

参考:【3分で分かる】転職すべきか診断する方法【診断マップ公開】

まとめ:転職で後悔する割合は26.1%

転職後悔-まとめ

本記事では、転職で後悔する割合や具体的な対策について解説しました。

 転職理由の明確化手順 

  • 転職理由の洗い出し
  • 転職理由の優先順位付け
  • 解決したい転職理由の選択

後悔のない転職を実現するためにも、まずは転職理由を明確にしましょう

チェスコ

大手メーカー入社⇨やりがいが見出せずITコンサルに転職⇨激務&働き方の違いに適応できず休職⇨2回目の転職を目指すも断念⇨社内異動をきっかけに好転⇨「働き方のコツ」をつかみ、30代前半で年収1000万円達成。現在は会社の採用・教育活動にも従事。天職のつかみ方解説サイト『ジョブケーション』を運営。
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