「今すぐにでも仕事を辞めたい」、「忙しくて転職活動する暇がない…」
特に毎日遅くまで残業している人は、なかなか転職活動が進まず、途中で断念してしまう人も少なくありません。
一方で、仕事を辞めてから転職活動をするのもリスクが高く危険です。
アンケート:転職活動をしたタイミングは?
上記は100名の転職者を対象に当サイトが行った独自アンケートの結果です。
参考:リクルート、マイナビ、doda比較【100名アンケート公開】
実に73%の人が働きながら転職活動を行っていることが分かります。
それでは、忙しい中どのように転職活動を進めればいいのでしょうか?
本記事では、激務の人が転職を成功させるための「時短テクニック」をご紹介します。
- 激務で転職活動できない人の5つの時短テクニック
- 激務な人の転職活動の失敗例
- 激務な人ほどすぐに転職すべき話
激務で転職活動できない人の5つの時短テクニック
激務で転職活動ができない人の5つの時短テクニックは以下です。
- 転職エージェントを使う
- 転職の軸を絞って効率化
- スキマ時間の活用
- 定時後、休日に面接する
- 熱意を示して面接回数を減らす
①転職エージェントを使う
転職エージェントのメリット
激務なのに転職エージェントを使っていないというのは、「ボス戦にあえて武器なしで臨む、縛りプレイようなもの」です。
その時点で他の転職者より出遅れてしまうため、未登録の人は必ず登録しておきましょう。
転職エージェントとは、求人探しから面接の日程調整、最終的な年収交渉まで、一連の活動をすべて無料でサポートしてくれるサービスです。
特に以下の点で、大幅に時間を節約することができます。
- 優良求人を代わりに探してくれる
- 職務経歴書を使い回せる
- 選考の申し込みや日程調整を代行してくれる
特に私が助かったのは、「職務経歴書の使い回し」でした。
企業毎に毎回作り直す必要がないため、労力がかなり軽減されます。
参考:【簡単】転職エージェントの賢い使い方【結論:自分本位でOK】
転職エージェント利用者の声
実際に転職エージェントを使ってラクになったという人の声をご紹介します。
おすすめの転職エージェント
転職エージェントと言っても、世の中にはたくさんのサービスがあります。
質の悪いサービスを選んでしまうと、要領の悪い担当者とのやりとりが逆に負担になってしまう場合も。。
そこで、実際に僕自身が利用してよかった信頼できるサービスを3つご紹介します。
-
⇨利用者満足度が高く、僕の利用経験からもイチオシ -
⇨20代の若手向け求人に強い※マイナビのプロモーションを含みます。
-
⇨シェア・求人数No.1、幅広く検討したい人にピッタリ
これらにサービスついては、以下の記事の中で1万件の口コミを徹底分析しているので、安心してご利用ください。
参考:【1万件の口コミを分析】AIが導いたNo.1転職エージェント
②転職の軸を絞って効率化
業界・企業研究は大変
転職活動において、業界・企業研究は大きな負担になります。
例えば、あなたがある自動車会社の選考を受けるとしましょう。そうしたら、最低限以下について事前に勉強しておく必要があります。
- 自動車業界の最新トレンドは?
- その企業はどのような製品・サービスを販売しているか?
- その企業はどのような発展を遂げてきたか?
- その業界・企業を志望した理由は?
- その業界・企業にどのように貢献できるか?
これらはごく一部ですが、合格するためにはこのような事前検討が必要不可欠なのです。
転職の軸を絞ると労力が減る
具体的には、以下の観点で絞れないか考えてみましょう。
- 業界で絞る
- 職種で絞る
- 受ける企業数を絞る
例えば、「自動車業界の企業を3社受ける場合」と「自動車・電力・コンサル業界の企業を計3社受ける場合」どちらの方が準備がラクでしょうか?
当然自動車業界に絞った方がラクですよね。
業界や職種を絞れば、最新のトレンド情報や志望理由などを使いまわすことができます。
もちろん、企業固有の情報についてはある程度調べる必要があります。ただ、だんだんその分野に詳しくなるので、調べる時間もどんどん短くて済むようになるのです。
③スキマ時間の活用
激務な人は、まとまった作業時間を確保するのが難しいもの。
30分などの短い時間で出来る作業としては、例えば以下が挙げられます。
- 自己分析:
やりたいこと、転職先の希望条件の洗い出し - 求人の選別:
エージェントから送られてきた求人情報のチェック - 業界・企業研究:
企業のHPをみて、ポイントをメモ書き
これらは、全てスマホひとつでできます。
就寝前のベッドの上、入浴中、トイレなど。ちょっとしたスキマ時間を無駄にしないことが、転職の成功へと繋がります。
④定時後、休日に面接する
これ以降はやや裏技的な方法になるので、難易度も上がります。
毎日残業している人はなかなか休みも取れないため、平日の定時内で面接を受けるのは、ほぼ不可能かと思います。
もちろん全ての企業がそのような対応を行ってくれる訳ではありません。
ただ最近ではオンライン面接も増えていますし、企業も中途採用に力を入れているため、交渉してみると、案外調整してもらえる場合があります。
転職エージェントを使っている場合は、担当者がいい感じで企業に交渉してくれるので、遠慮せずに希望を伝えましょう。
⑤熱意を示して面接回数を減らす
書類選考や1次面接で相手に良い印象を与えている必要がありますが、熱意を示すことで稀に面接回数を減らせる場合があります。
実際に僕自身が面接を受けていた際、以下のような交渉を行ったことがあります。
あくまで本音を伝えただけなのですが、結果として事前情報よりも少ない面接回数で内定をいただくことができました。
マイナスになるのは、「自社の志望度が低いのではないか?」と疑われた場合です。
僕のケースの場合は、志望動機が高いことをセットで伝えていたため、特に問題はありませんでした。
激務な人の転職活動の失敗例
転職を成功させるためには、失敗例から学ぶことも重要です。
激務な人が転職活動で失敗する代表例は以下です。
- 会社を辞めて転職活動に専念する
- 今までの仕事内容の方がよかったと後悔
- 給料が下がって後悔
世の中の「生の声」を集めました。
会社を辞めて転職活動に専念する
激務だと転職活動に十分な時間が避けません。
そのように考える人も少なくありません。
結論として、辞めてからの転職活動はおすすめしません。
というのも精神的・金銭的な余裕がない中で転職活動を行っていると、転職先を妥協して決めてしまうことになりかねないからです。
参考:転職活動は働きながらでも大丈夫?【結論:メリットだらけです】
【世間の声】
これはガチで後悔した。”転職活動”は働きながらやるべき。転職先が数ヶ月決まらないと焦る。焦ると決断を誤る。業務内容、給与体系、勤務場所など本来希望していた条件を妥協してしまう。すると働き始めて後悔する。自分も過去に一度失敗した。転職活動中の金銭面の安心感、精神的な余裕はガチで大事。Twitter
転職活動は時間確保の観点から現職を辞めてからやった方が良い派だったけど、実際両方やってみた結果として精神的および金銭的余裕を持つことによる恩恵が大きすぎるので在職中にやった方が良い派に鞍替えしました 😇Twitter
今までの仕事内容の方がよかったと後悔
転職して初めて、元の会社の良かったところに気づくこともあります。
「前職の方が仕事内容が合ってたなぁ」と後悔しないよう、事前にしっかりと転職先について調査するようにしましょう。
【世間の声】
2年前に転職して入った今の会社、自分が悪いんだけど仕事内容が合わなすぎてまた上司とも折が悪くて早くもまた転職しなければと考えてる。Twitter
辞めたい…。 どうやったら売上が上がるのかとか考えたり、工夫したりするの好きだったし、営業とかの方が良かったかなぁ…。Twitter
給料が下がって後悔
激務の人の中には、残業代で稼いでいたという人もいるかと思います。
適正な勤務時間のホワイト企業に転職した場合、手取りの給料がガクッと下がるケースもあります。
あとで後悔しないよう、自分の中で何が重要かしっかり考えてから転職活動に臨むようにしましょう。
【世間の声】
別にお金が足りなくて不自由はしてないし苦労もしてないけど貯蓄スピードが明らかに落ちていることへのストレスがもはや限界に近い。ほんっっっっとに転職なんてしなきゃよかった死ぬほど後悔してる。Twitter
150万円。私が転職して下がった年収です。家族と過ごす時間を増やしたくて転職しましたが、「これじゃ家族は養えない」とマジで思いました。Twitter
参考:転職で後悔する割合は26.1%【後悔する3つの原因を解説】
激務な人ほどすぐに転職すべき話
誤解のないよう初めに述べておきますが、僕は「激務=悪」だとは思っていません。
忙しく働く中で生きがいを感じている人もいますし、自分のスキルアップのためにあえて激務な環境に身を置いている人もいるでしょう。
というのも転職を先延ばしにしていると、以下のようなリスクがあるからです。
- いつまでも激務が続き、結局転職を諦めてしまう
- 年齢を重ねた結果、転職で不利になってしまう
- 激務で病んでしまい、転職できなくなってしまう
転職が頭をよぎったら、その勢いのままに転職活動をスタートしてみることが重要です。
僕の場合は仕事が忙しかった中、とりあえずdodaに登録してみたことで、その後の人生が大きく変わりました。
参考:転職エージェントにとりあえず登録してみたら得した話【実体験】
まとめ:「激務で転職活動できない」は解決可能
本記事では、激務な人に向けて、転職活動の時短テクニックやよくある失敗例について解説しました。
転職活動の時短テクニック
- 転職エージェントを使う
- 転職の軸を絞って効率化
- スキマ時間の活用
- 定時後、休日に面接する
- 熱意を示して面接回数を減らす
一部難易度が高めなテクニックもご紹介しましたが、自分に合っているものを選んでいただければOKです。
激務だからといって諦めず、ぜひ自分の理想の企業への転職を実現いただければと思います。
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