「後輩にも抜かれてばかり」、「周りと比べて能力が低い…」
なかなか仕事がうまくいかず、心が折れてしまいそうな人もいるかと思います。
能力の低さを自覚するたびに、「自分はなんてダメなんだ…」と劣等感を感じていないでしょうか?
山登りで例えるならあなたは今、ひたすら筋トレ(能力アップ)をしまくって、エベレストを登頂しようとしている状態です。
登る山を変える、登るルートを変えるなど、他にも解決手段がありそうな気がしませんか?これは仕事も一緒です。
本記事では、以下について詳しく解説します。
仕事が限界な人の3つの解決策【能力不足じゃない】
早速ですが、結論です。
能力不足で限界だと感じている人には、3つの解決策があります。
- 仕事のレベルを下げる
- 仕事のアプローチを変える
- チームプレーに徹する
仕事は「山登り」と似ています。
基本的にツラいことが多く、ゴールまでの道のりは長い。ただ登頂した時には、達成感を味わえます。
紹介する3つの解決策も、実は以下の通り、山登りの攻略法と同じです。
①仕事のレベルを下げる
バリバリ働き、なんでもこなせるスーパービジネスマン。
多くの人は、そのような高い目標に向かって働いています。
要は、無理してエベレストを登頂する必要はないということ。
レベルが高い=幸せな職場ではない
能力不足だと感じている人の多くは、世間一般で見たら平均レベルだったりします。
もちろん、周りからの影響を受けて成長できる場合もあります。
ただあなたが限界を感じているのであれば、それは決して良い環境とは言えません。
幸せをつかむためにも、以下の観点から自分に合っている職場はどのようなものか考えてみましょう。
- 求められる能力
- 求められる労働時間
- 求められる姿勢(積極性 等)
背伸びせず、居心地が良い職場に転職することが幸せへの近道だったりします。
②仕事のアプローチを変える
能力不足に悩んでいる人は、「自分の得意なこと」で価値を出すようにしましょう。
人には皆、得意なことと苦手なことがあります。
例えば、人と話すのが苦手なのに営業マンをしていたり、プログラミングが得意なのに商品企画をさせられているといった感じ。
得意なことを仕事にする方法
得意なことを仕事にすると、「自分だけの価値」が出せるようになります。
そうすると周りからも一目置かれ、自然と評価も上がります。
得意なことを仕事にする方法として、以下の3つの方法が挙げられます。
- 担当業務を変えてもらう
- 社内異動する
- 転職する
上から順にハードルが低い一方、環境を変えられる度合いも小さくなります。
今の仕事内容からガラッと変えたいのであれば、いっそのこと転職まで含めて考えてみましょう。
参考:転職で人生は変わる|27歳で転職した僕に起きた5つの変化
③チームプレーに徹する
能力不足に悩んでいる人は、「チームプレーに徹する」という選択肢もあります。
ほとんどの仕事は、誰かしらと一緒にチームを組んで進めます。
あなた自身の能力不足は、実は大きな問題ではありません。
チームプレーができる人は重宝される
チームプレーがうまくできる人は、実は多くありません。
なので以下のような行動を心がけるだけで、重宝されます。
- スケジュールやタスク管理を行う
- 人がやりたがらない雑務を引き受ける
- 多くの人と会話し、チームのコミュニケーションを円滑にする
無理にレベルアップしようとせず、チームプレーに徹するのも一つの手です。
参考:チームワークが苦手な人の仕事術【結論:キーマンを押さえる】
自分に合った仕事を見つける方がラクな話
多くの人は、自分の能力不足を反省し、レベルアップしようと努力します。
ただ会社の採用・教育担当に関わる中で、「そのような正攻法のコスパの悪さ」を実感しています。
コスパ良く優れた人材になるためにも、自分に合った仕事を見つけるべきという話をします。
仕事の適性で成果は決まる
残念ながら、仕事において努力量と成果は必ずしも一致しません。
むしろ「その仕事に適性があるかどうか」の方が重要だったりします。
コンサルに転職して人生が激変
自分語りになってしまいますが、僕の場合、メーカーからコンサルへと転職しました。
社会人4年目での完全な未経験転職。仕事に慣れるまでは正直かなり苦労しました。。
ただ、元々はメーカーで全く成果が上げられなかった僕が、今ではプロジェクトを統括するまでに活躍できるようになりました。
転職するのが当たり前の時代
そもそも、新卒で入った会社が自分に向いている確率はすごく低いと考えています。
働いた経験がない状態で就職活動をするので、そりゃそうですよね。。
事実、今では2人に1人が転職を経験する時代と言われており、すでにそのような時代は到来しつつあります。
天職の見つけ方
そもそも自分に合った「天職」とは何でしょうか?
天職は、以下の3つの要素で定義することができます。
天職を見つけるのには、コツがあります。
- 自分にとっての天職を定義する
- 転職エージェントの賢い活用
- 選考を勝ち抜くテクニック
以下の記事で「天職の見つけ方」を徹底解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
参考:【天職の見つけ方】90日で天職を見つける転職ロードマップ
能力不足で限界を感じる人のパターン
そのような人もいるかと思います。
仕事の能力は、大きく以下の3つに分けられます。
- 仕事を覚える能力
- 仕事を効率的にこなす能力
- 周りに質問する能力
①仕事を覚える能力
仕事を覚えるのが苦手な人は、「ノートを取ること」をがんばりすぎている傾向があります。
ノートを取ることは、手段であって目的ではありません。
なので、僕は「いっそのことノートを捨てること」をおすすめしています。
パソコンでメモを取ると意識が変わる
パソコンでメモを取ることには、多くのメリットがあります。
- 情報の整理が楽になる
- 情報の検索が楽になる
- 効率化を意識するようになる
仕事の覚え方のより具体的な方法を以下で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
参考:「仕事が覚えられない、辛い…」【結論:ノートを捨てればOK】
②仕事を効率的にこなす能力
「仕事が遅い」と悩んでいる人は少なくありません。
むしろ、やらないでいい仕事を切り捨てる「優先順位付け」の方が重要なのです。
仕事の効率化方法
- 作業に優先順位を付ける
- 適切な時間管理
- 課題・対応策の整理
上記を実践するだけで、仕事をこなすスピードは圧倒的に改善します。
詳しくは、以下の記事で解説しています。
参考:仕事が遅いと怒られる人は、例外なく◯◯が苦手!【改善策を解説】
③周りに質問する能力
実は重要なのが、「質問力」です。
適切な質問ができることは、成長するための必須条件です。
質問力を高めるポイントは以下の3点。
- 質問相手を見極める
- 質問の質を高める
- 質問した成果のフィードバック
これらのうち1つでも欠けると、質問の効果は半減してしまいます。
より詳しいテクニックについては以下の記事で解説しています。
参考:【簡単】仕事で質問できない人が明日から始めるべき3つの行動
まとめ:能力不足で限界なら楽な働き方を探す
本記事では、「能力不足でもう限界…」という人に向けて、具体的な解決策を解説しました。
能力不足の解決策
- 仕事のレベルを下げる
- 仕事のアプローチを変える
- チームプレーに徹する
仕事がうまくいかないのは、あなたの能力と仕事内容が合っていないだけ。
あまり落ち込まずに、気持ちよく働ける職場を探してみましょう。
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