「仕事ができなくて辛い」、「もう辞めたい…」
仕事がうまくいかず、毎日逃げ出したいと考えている人もいるかと思います。
「自分は無能だ…」と自己嫌悪を感じながら働くのは辛いもの。
というのも実際には無能なのではなく、「今の仕事と合っていないだけ」というケースが多いからです。
本記事では、転職や異動を通じて「本当に自分に合った仕事」にたどり着くことができた僕から、以下について解説します。
- 仕事から逃げたい…無能だと思ってる人が人生を変える方法
- 仕事から逃げたいと悩む原因
- 無能=その仕事に合ってないだけ
仕事から逃げたい…無能だと思ってる人が人生を変える方法
結論ですが、自分のことを無能だと思ってる人は、以下のいずれかの方法で今の状況から抜け出しましょう。
- 仕事の能力を高める
- 仕事の捉え方を変える
- 自分に合った仕事に転職する
①仕事の能力を高める
最も地道ですが、王道な方法が「仕事の能力を高める方法」です。
仕事に必要な能力について、2006年に経済産業省が「社会人基礎力」という言葉を定義しています。
その中では、以下の3つの能力が重要だとされています。
- 前に踏み出す力:主体性、働きかけ力、実行力
- 考え抜く力:課題発見力、計画力、想像力
- チームで働く力:発信力、傾聴力、柔軟性、情況把握力、規律性、ストレスコントロール力
前に踏み出す力
仕事ができない人の多くは、「主体性が欠けている」と言われています。
与えられた仕事しかしない、問題が起きてもどこか他人事。
給料が変わらないなら、最低限の仕事しかしたくないと考えるのは自然なことです。
例えば、そのような人は他のメンバーからも信頼してもらえないため、業務上の連携もうまくいきません。その結果、大きなトラブルを起こしてしまい、結果として自分の評価を下げてしまうのです。
このような人は、今までよりも少しだけ積極的な行動を取るよう心がけることで、状況がガラッと良くなる場合があります。
参考:仕事を他人事に捉える人が損する理由【結論:トラブルが増えます】
考え抜く力
考え抜く力の中でも最も重要なのが、計画力です。
いくら能力や知識があったとしても、計画が立てられない人は、会社では活躍できません。
効果的な計画の立て方について、以下の記事で解説しているので、参考にしてみてください。
チームで働く力
個人作業は得意でも、チームワークに難があるため、活躍できない人は少なくありません。
チームワークを高めるために重要なのは、以下の3点です。
- 自分の理解・作業の見える化(自分→相手)
- 相手に対する情報の要求(相手→自分)
- キーマンを抑える(コミュニケーション円滑化)
特に3点目の「キーマンを抑えるテクニック」は、実践できている人が少ないですが、非常に有効です。
参考:チームワークが苦手な人の仕事術【結論:キーマンを抑える】
②仕事の捉え方を変える
辛い毎日から抜け出すもう一つの方法は、「仕事の捉え方」を変えることです。
あなたの周りで大変な仕事をしているのに、あまり辛そうに見えない人がいないでしょうか?
仕事をポジティブに捉える方法は、2つあります。
- 仕事の良い面に目を向ける
- 仕事の悪い面から目をそらす
例えば、あなたが責任重大な難しい仕事を任されたとしましょう。
このようなケースでは、以下のようなポジティブな捉え方ができます。
- 仕事の良い面に目を向ける
→「この仕事が成功したら自分の評価が上がる!」 - 仕事の悪い面から目をそらす
→「失敗しても死ぬわけじゃないし、まぁいいか」
どちらのアプローチでもいいので、このようなポジティブな捉え方をすることで、仕事の辛さを半減させることができるのです。
参考:仕事の捉え方ひとつで人生は変わる【やれることは2つだけ】
③自分に合った仕事に転職する
転職で人生が好転する人は多い
ここまで紹介した2つの解決策には、以下のような問題点があります。
- ①仕事の能力を高める方法
→時間がかかる&結果が出るとは限らない - ②仕事の捉え方を変える方法
→根本的な解決にはならない(現実逃避に近い)
なので、僕自身は「転職」という選択肢を選びました。
転職を機に仕事がうまくいくようになる人のパターンは以下です。
- 元々無能ではなく、仕事が合っていなかった
- 人間関係や職場環境に問題があった
- 転職を機に気持ちをリセットすることができた
仕事がうまくいかない状況から抜け出せずに悩んでいる人もいるかと思います。
そのような人は、ぜひ転職を視野に入れてみてください。
参考:転職で人生は変わる|27歳で転職した僕に起きた5つの変化
初めての転職は人に頼るべき
初めて転職活動をする人は、何をどのように進めればいいのか、イメージが湧かないと思います。
「何社程度受ければいいのか?」、「働きながら転職活動をしてもいいのか?」などなど。
ポイントは、「転職エージェントに使われる」のではなく、「自分主導で転職エージェントを使い倒すこと」です。
要は、面倒な作業や不安な作業だけ、サポートしてもらえばいいのです。
参考:【簡単】転職エージェントの賢い使い方【結論:自分本位でOK】
うまく使いこなすことができれば、無料の割にメリットが非常に多いので、転職活動を有利に進めることができます。
仕事から逃げたいと悩む原因
「仕事から逃げたい」と悩む原因は、人それぞれ異なります。
そこで、世の中の生の声を集めてみました。
①仕事のミスが多い
仕事でミスしまくりである。正確には過去の自分のミスで今の私が死にそうである。逃げたい。Twitter
幸せだなぁって考えて仕事してたらやっちゃいけないミスして一気に落ち込んだ😔やらかすと思った…ミスすると仕事辞めたくなるのなんでだろ(笑)逃げたいよね。Twitter
②仕事が溜まっていく
あー。明日仕事行くの怖いな〜。仕事山積み。あー逃げたい逃げたい。Twitter
もう仕事は休めない→仕事は溜まる一方→逃げ場がない→でも逃げたい→人生から逃げればいい の思考になってる。Twitter
③人間関係のトラブル
仕事では今やってる案件の相手方が酷すぎて、迷惑かけられっぱなし。逃げれるものなら逃げたい。Twitter
上司の決めたルールに従ってたら何故か別の上司に責められる。とりあえずなんとか誤魔化したけど、多分正直に理由話しても怒られるのは自分だけだっただろうな。もう、全部捨ててでもこの仕事から逃げたい。Twitter
無能=その仕事に合ってないだけ
「自分は無能だから仕事ができない…」
このように考えている人は、自分で可能性を狭めてしまっています。
「無能」:能力や才能がないこと。Weblio
世の中には、何一つ能力や才能がない人はいません。
「自分には何もない」と言い張る人がいるかもしれませんが、本当にそう言い切れるだけ、様々な分野にチャレンジしてきたでしょうか?
僕自身、元々働いていたメーカーでは思うような成果が挙げられませんでした。
ただその後、全くの未経験であったコンサル業界に転職したことで、人生が大きく変わりました。
参考:【完全ガイド】転職活動の流れと受かるためのポイント【実績あり】
まとめ:仕事から逃げたいなら行動あるのみ
本記事では、「仕事から逃げたい」と考えている人に向けて、その原因や具体的な解決策を解説しました。
人生を変える方法
- 仕事の能力を高める
- 仕事の捉え方を変える
- 自分に合った仕事に転職する
仕事は、人生のうち大きな割合を占めます。
今後の人生を豊かにするためにも、今日から少しずつ行動を起こしてみましょう。
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