「コンサルって激務でヤバそう」、「なんとなく怪しいイメージ…」
悪い面が取り上げられることも多いコンサルですが、新卒・中途採用問わず就活ランキングの上位に位置する人気の職種となっています。
コンサルの働き方や印象に由来した理由が多いですが、実はコンサルの長所を裏返したものばかりです。
本記事では、現役のコンサルタントとして働いている僕から以下について解説します。
果たして自分はコンサルになってもいいのか、本記事を通じて答えを出しましょう!
コンサルはやめとけと言われる3つの理由
「コンサルはやめとけ」と言われる主な理由は以下の3つです。
- 労働時間が長い
- 求められるスキルが高い
- なんとなく怪しい
①労働時間が長い
最も多いのが「激務である」という意見です。
コンサルに対して、残業や土日出勤も辞さないハードワークというイメージを持たれている方も多いと思います。
もちろん、コンサル会社や業務内容にもよりますが、実際に他の職種と比べて労働時間は長くなる傾向があります。
コンサルはゴールがない仕事
労働時間が長くなる要因の1つが、コンサルという仕事には答えがない点です。
僕自身メーカーとコンサル両方の勤務経験があります。
メーカーであれば明確な発注仕様があり、それに沿った製品を作ればOKです。
一方、コンサルのゴールは顧客の課題解決であり、顧客自身が自分の課題を認識できていない場合も少なくありません。
そのため、コンサル自身がゴールを模索する必要があるため、どうしても勤務時間が長くなってしまうのです。
質の高い成果物が求められる
社内外問わず、成果物への要求レベルが高いことも要因です。
コンサルは報酬が高額なこともあり、顧客から費用に見合った成果物が求められます。
また社内レビューが厳しい場合も多く、1つの資料に対して上司から大量の指摘を受けることもあります。
長期休みを取れる場合もあり
コンサルは、基本的にプロジェクト単位での業務となります。
そのため、関与するプロジェクトが終了したタイミングでまとまった休暇を取ることもできます。
このようにメリハリはつけられるものの、全体的には勤務時間が長くなりがちな職種であるため、どうしても激務とみられてしまうのです。
参考:コンサル業界は激務?【現役コンサルのスケジュールを公開】
②求められるスキルが高い
コンサルはやめとけと言われるもう一つの理由は、求められるスキルレベルが高い点です。
基礎スキルを極限まで高めて仕事をする職種であり、一通りのPCスキルや高い論理的思考力が求められます。
基礎スキルとしては、例えば以下が求められます。
- 資料作成スキル(特にPPTやExcel)
- コミュニケーション力
- プレゼンテーション力
また、コンサルは知らない領域に関与する機会が多いため、初めての領域であっても短期間での知識習得が求められます。
③なんとなく怪しい
コンサルに対するマイナスイメージの多くを占めるのが、「なんとなく怪しい」という点です。
「〇〇に関する支援サービス」など、発注時点では何をして、何を作るのか、明確に決まっていないケースが多いです。
また、小難しい専門用語を多用するのも怪しさを感じる原因の1つです。
結果的にコンサルに対して「専門用語を多用する、よく分からない人たち」というイメージを持たれてしまうのです。
参考:コンサルに将来性はあるか【AIでコンサルはなくなる?】
「やめとけ」と言っているのはコンサル未経験者
ここまでコンサルにマイナスなイメージを持つ理由を3点述べました。
自分の会社で起用しているコンサルを見て感じたイメージだったり、コンサルに転職した同僚から聞いた話に基づき、イメージを膨らませている人も多いでしょう。
実際に働くと得られるものも多い
私自身コンサルとして働いていますが、実はプラスの面も非常に多いです。
コンサルになって良かったと感じている点として以下が挙げられます。
- 顧客の課題解決が面白い、やりがいがある
- 多くのスキルが身に付く
- 給料が高い
毎日新しい学びがあることに加え、顧客とコミュニケーションを重ねながら課題解消を行うためやりがいを感じやすい仕事だと言えます。
また、高い要求に応えようと努力することで短期間で多くのスキルを習得できるのがコンサルの特徴です。
そのため、ビジネスパーソンとしてレベルアップを図りたい人にはうってつけの仕事です。
コンサルに向いていない人
実は良い面も多いコンサルタントという仕事。
コンサルに向かない人の特徴を3つ紹介するので、当てはまる要素がないか確認してみてください。
毎日定時で帰りたい人
1つ目は、毎日定時で帰りたい人です。
コンサルは労働時間が長い職業であることは、既に述べたとおりです。
また上昇志向のある人が多く入社する業界のため、勉強会のような本業以外の学習が多いこともコンサルの特徴です。
そのため、毎日定時で帰ってプライベートを楽しみたいという人にはマッチしない仕事と言えます。
新しいことを学びたくない人
新しいことを学ぶのが苦手という人には、コンサルはあまり向いていません。
そのため、プロジェクトが変わるたびにその業界や顧客について学習し、価値あるサービスを提供していく必要があります。
日々新しいことを学んだり、刺激を受けたりするのが好きな人でないと、コンサルとして働き続けるのは難しいと言えます。
1人で黙々と働きたい人
できるだけ個人で働きたいという人も、コンサルには向いてません。
また基本的にチーム単位で動くことが多いため、メンバー間での議論など、社内のコミュニケーションも多いのが特徴です。
なので「1人で黙々と調査をして、資料作成をしたい」という人は、なかなか辛いかもしれません。
コンサルへの転職方法
ここまで読んで、「自分は案外コンサルに向いてるかも」と感じた人もいるかと思います。
最近ではコンサル企業で働いている人からの紹介(リファラル採用)など、様々な転職方法があります。
僕の場合、転職エージェントを使って転職しましたが、コネがなくても比較的ラクに転職することができるのでご紹介します。
転職エージェントとは
転職エージェントとは、求人探しから面接の日程調整、最終的な年収交渉まで、一連の活動を無料でサポートしてくれるサービスです。
転職エージェントを活用することで、転職活動の負担をかなり軽くすることができるので、忙しい人にこそおすすめです。
利用すべき転職エージェント
世の中には、数え切れないほどの転職エージェントサービスが存在します。
質の悪いサービスを利用してしまわないよう、実際に僕自身が利用していたおすすめのサービスを紹介します。
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⇨利用者満足度が高く、僕の利用経験からもイチオシ -
⇨20代の若手向け求人に強い※マイナビのプロモーションを含みます。
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⇨シェア・求人数No.1、幅広く検討したい人にピッタリ
どれも実績が豊富な大手のサービスなので、安心して利用できます。
コンサル転職ならアクシスコンサルティング一択
僕の場合、初めはコンサル以外も広く見ていたため、上記のような総合転職エージェントを使いました。
コンサル特化の転職エージェントの中で最大手のサービスであり、コンサルの求人数が圧倒的に多いです。
高収入なコンサル企業との強いパイプもあるため、年収アップの可能性も高まります。
コンサルへの関心が強い人は、dodaなどの総合転職エージェントだけでなく、アクシスコンサルティングも一緒に登録しておきましょう。
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まとめ:「コンサルはやめとけ」は話半分でOK
本記事では、コンサルは避けるべきという意見の理由とコンサルに向かない人の特徴について解説しました。
「コンサルはやめとけ」言われる理由
- 労働時間が長い
- 求められるレベルが高い
- なんとなく怪しい
これらの意見が完全に的外れとは言いません。
また高収入かつスキルアップもできるといった魅力もあります。
「やめとけ」と言われる理由をしっかりと理解したうえで、それでも興味がある人は一度コンサルへの転職を検討してみてはいかがでしょうか。
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